海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

K6護岸建設にカヌーで抗議

2024-04-09 21:06:49 | 米軍・自衛隊・基地問題

 9日(火)はカヌー5艇と抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。

 午前7時56分頃、カヌーチームが松田ぬ浜を出発し、オイルフェンス沿いを漕いで辺野古崎に向かった。

 午前8時20分頃からガット船3隻(第八高砂丸、第65天神丸、かいおう丸)が大浦湾に入った。

 ガット船への抗議は間に合わなかったので、K6護岸の近くで待機し、工事の様子を見た。

 午前9時頃からK6護岸で被覆ブロックの設置が行われ始めた。

 カヌー5艇はオイルフェンスを越えてK6護岸を目指したが、ゴムボートから飛び込んできた海上保安官に拘束され、松田ぬ浜の前で解放された。

 ゴムボートに乗せられて移動中に小雨が降り始め、風も強まってきた。

 浜に上がって話し合いを持ち、天気が回復しそうになかったので、この日は早めに海上行動を終えた。

 カヌーや船を片付けたあと、テント周辺の草刈りを行い、午前11時46分頃に豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 この時間帯は、土砂を積んだランプウェイ台船の入れ替えが行われたようで、ダンプトラックの動きは見られなかった。

 カヌーで行動している際にK4護岸やK3護岸の近くでダンプトラックが土砂を下ろしているのが見えたので、午前中も土砂の仮置きは行われている。

 午後12時10分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 K9護岸、N2護岸ともに土砂を積んだランプウェイ台船が1隻ずつ接岸していた。

 昼休みをはさんで、このあと土砂の陸揚げが行われただろう。

 K9護岸には土砂を運ぶダンプトラックが並んでいたが、その背後では美謝川の切り替え工事が進められている。

 大浦湾に面した仮設道路付近に2階建てのプレハブが建てられたが、その前に海保のゴムボートと作業和船を泊める仮桟橋が2カ所造られていた。

 この日は朝、ガット船3隻が入ったが、手前のガット船・第65天神丸は先月あたりから新しく使われている。

 手前のランプウェイ台船には石材が大量に載っている。まだ海上ヤード予定海域への投下は行われていなかった。

 テント2の周りを草刈りしながら、ウッチン(ウコン)の花が咲いているのを見つけた。

 収穫する人もいないので毎年、清楚な花を咲かせている。

 

 


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