2月になったら、自家製の味噌を作ろうと思っているので、暇なうちに大豆の選別をしようと思い立った。去年の秋、大豆とアブラエを収穫したままになっていた。今までは、ごみとマメがの混ざった中から、マメだけを拾うやり方をしていたけれど、姑がやっていたようにトウミでごみを取り除こうと決心した。姑が元気なうちに、習っておけばよかったと思った。
使い方がわからなかったけれど、2年前に実家の母がやっていたのを思い出しながら、今日始めて使ってみた。。が初めてなので予想外の方向にごみが落ちて散らかってしまったが、なかなかの優れもの。大豆は簡単に出来た
しかし!アブラエは難しかった。ゆっくりまわさないと実がふいていってしまうから、出口を少し開いてゆっくりまわすようにとくれぐれもいわれていたので、慎重にやりすぎたのかうまくいかない。何回もやり直しした。トウミでアブラエのごみを取り除くのは経験がないとかなり難しい。
ネットで、トウミについて、詳しいこと書いてないかと探してみた。中国から伝わったもので、日本では元禄の時代から使われているらしい。
我が家にはけっこう古い農具がいろいろある。隣にあるのは足踏み式の脱穀機。立てかけてあるのは、養蚕用の繭を選別するための台。ほかにはコモやムシロを織るものとか、機織機や糸車、石臼など・・・昔のものは能率は悪いがエネルギー源は人間なので燃料が要らないものばかり。中でも、トウミは優れものだと思う。