Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

反射

2016-03-12 | Weblog
午後の光
小さな雨粒
受けとめるフロント硝子

流れる車窓は空の向こうへ
吸い込まれていく

何故、人は
この世界に生まれるのだろう

誰もが抱く疑問符に
反射する光が
答えを指差して

目を閉じ
祈る
その瞬間

朝の色は夜の余韻を包んで
あらゆる星座を飛び越える

そして
今日も車窓は流れる
目を閉じても見える
景色の向こうへ







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一日

2016-03-12 | Weblog
3月11日、金曜日。
午後22時45分。
星空。


曇り空から始まった今日は
午後から太陽が現れてくれました。
お天気雨の時もありました。



14時46分
午後2時46分には黙祷を捧げたかったので
今日は
この時間を意識して過ごしていました。


あっちの方向だろうか?と、東北地方へ向き
手を合わせて
1分間、黙祷。


1分が短く感じました。
もっと、祈っていたいような
もっと、しっかり祈りたいような
いつもそうなのだけど
こんな祈り方ではなくて


もっと、天に届くように
もっと、空へ
もっと、いってしまった魂が安らかであるように
心から
心の底から祈りたいと思います。


自分の祈りが物足りなく感じて
もっとずっと
手を合わせていたいと
いつも
そんな思いになります。



お寺で、教会で
空が見える場所で
花が咲いている場所で
ゆっくりと祈っていたい時があります。


祖母が毎朝、お経を唱えていたので
その影響かな?
爽やかな朝、日の当たる部屋で
キュートな丸っこい背中で
お経を歌うように唱えていた祖母を思い出します。^^


だからかな
祈ることは習慣のような
日課のような
そんな存在です。



なので
今日のような特別な日には
祈っても祈っても
祈り足りないような気がしてしまうのは
僕の精神力(集中力?)の問題でしょうか?



母も、黙祷を捧げていました。
甥っ子も、学校でみんなと黙祷を捧げたそうです。
日本中が祈った
祈りの日となったのでしょう。



日本のどこかに
“悲しい気持ち”があるのではないか
苦しんでいる心が。


天皇陛下の言葉は
染み入るようでした。
寄り添ってくれている、そんなように感じて
染み入りました。



日本中からの祈り
届いたかな?
祈りが光を運んで
そこが
点も地も安らかだと、良いな。


そんな1日でした。そう、こんな。







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