次郎丸かなみの有味湿潤な日常生活

医療系オタク大人女子の日常生活やエッセイ。創作垢「きつねの戯言」にて小説、楽描きイラストなども描いています。

◯刀流と街の◯◯

2024-01-14 22:05:27 | 日記
申し込みをしていた通信教育の教材がダブルで届いた。一方はまあまあ本業と関係なくもないが、もう一方は全くの畑違い。
リケジョとしては劣等生も甚だしく、元々脳の構造は文系なので、どこぞの呪術漫画のように脳のデザインを改造する必要はないのだが(笑)、大学でもドイツ語やラテン語はまあまあ得意だった気はするけど、本業に関係する法律の講義がちょっとあったくらいで、殆ど文系らしい勉強をした覚えがない。
本業の方で『認定ナントカ』を取るために、動画見てはテストして、という『e-ラーニング』なるものをやってる時は、理系バリバリの講座は拒否反応で頭痛がするか、下手したらブツブツが出そうなので、若干文系寄りの講座か、門前の小僧でもあり、患者でもあって、多少とも知識のある講座(今回の一方にも近い)だけを選り好みしてたけど、それ以来の経験である。

あと5年ほどで本業から足を洗いたいからと別業界で仕事にありつけそうな資格取得を目指して、ざっくりいうと二刀流、細かくいうと◯刀流かへの第一歩である。
たまたま今日古い書類等を整理して処分していたら、過去に取った資格証や認定証が出て来た。
社会人になって2年弱で退職して実家の手伝いと元職場でのアルバイトをしてた頃に取った運転免許(マニュアル時代)は別として、同時期に取った医療事務や、富士通オアシスという親指シフト(若い人にはわかるまい〜)機種のワープロ検定3級と4級、子供会の主催で我が子と一緒に受験した漢検3級と準2級、『認定ナントカ』。ペーパードライバーのゴールド免許なんで、今実際に使えているものはないも同然だ。果たして見事資格取得が実現したとして、今度はちゃんと使えるのか?なんて考えても仕方ない。まだ実現できるかもわからない今の段階では。

かつて大学時代のどの教授が言ったかは定かでないが、
「皆さんは『街の◯◯』になって云々」
「皆さんは『街の◯◯』ですから云々」
みたいなことをよく言っていたような記憶があるのだが、今回の通信教育を始めるにあたって調べていたら、件の文系の講座について
「『街の△△』として云々」
みたいな文言が目に入って来て、業種は全然似ても似つかぬ別物なのだが、キャッチフレーズ的なものの言い回しが同じだった。ならばこの資格を取得したら、私は『街の◯◯』でもあり『街の△△』でもあるという最低でも二刀流にはなれる訳だ。以前から周囲に相談していた中でオススメされた資格でもあるし、いろいろ複数の資格を取得済の『資格オタク』的な友人は複数居るのだが、そのうちの一人も
「私もそれオススメされた」
と言っていた。
サポートサイトの学習計画で第一週の予定の半分くらいを一日でやってみたが、まだ最初だからかそれほど難しく感じなくて面白かった。やはり脳の構造は文系の方が馴染が良いのだろうか。理系のだったら多分アレルギーが出てるだろう。
ちなみにもう一方の本業にやや近い講座は動画がないから、アナログノート書きしないと頭に入らない昭和人間なので、今日のところは序盤のテキストを読んでやたらとアンダーライン引いて終わり。学生時代はマーカー引きすぎで
「『てにをは』以外全部蛍光色やんか」
とツッコミを食らったことがあるけど、まとめノートが清書であって、教科書は下書きみたいなもんだから、自分としてはそれで良いのだ。
趣味の自作小説の資料も、ネット検索してスクショしてもアナログノートに書かないと後になって
「この前調べたはずなんだがな~」
になるので、最初はチラシの裏にメモ書きだったが、失くしてしまうのでちゃんとルーズリーフに書いてファイルすることにした。(昔は下書きも資料もノートだったが、後から前後入れ替えたり見比べたりする時に面倒なので。)
今回はテキストの順に進めるので、ルーズリーフではなくちゃんとしたノートを作ろうと思っているが、平日仕事しながらこのペースでは進めないだろうし、どうなるかはやってみないとわからない。とりあえずPOPやお知らせポスターを描くために職場に置いたままのカラーペンの入ったペンケースは持って帰ろう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食わず嫌いと分水嶺

2024-01-04 22:29:48 | 日記
今年は学びの年にという年頭の決意を実現する第一歩に、通信教育の資料請求をしてみた。資料請求をした時点でもうやることは80%くらい決めているのではあるが、ざっくりWEBサイトの説明を見ただけではなあ、と思う所が昭和の人間の悲しいところである。デジタル本が便利と思ってもやはり紙の本でないと心許ないとか、若者がダウンロードでゲームや音楽を楽しんでいるのを見て、円盤とかカセットのような形あるものでないと何か違和感を感じてしまったりする。

通信教育と言えば、昔ずっと長年気になって迷いに迷って始めたものの面倒になって初回特典プレゼントもらってすぐやめてしまったものや、途中で興味を失い、修了期限間近になって爆速で課題をこなして何も身につかなかったという黒歴史がある。
今回は転職のための資格取得を目指すので、以前のような趣味や教養レベルではないから気合を入れてやらねばとは思っているのだが。
資料請求には上限があるので、他にも気になっていたのがいくつかあるのだが、まずは本命から、ということで優先順位を絞った。

自分の性格は熟知しているのでわかるのだが、まず興味や関心を持ってもすぐには飛びつかない。何年も毎度毎度目や耳にする機会がある度に気になりながら、一歩を踏み出すことが出来ないヘタレである。
そして何年も迷いに迷ったあげく、何かのきっかけで、「えいやっ」と決心するのだが、そこで安心してしまったり、いざやってみると意外と難しいとか「思ってたんと違う」でやる気をなくすということになりがちである。
このパターンは大体自分から興味を持ったものである。
小学校高学年の時のペン習字も初回特典のペンをもらってすぐやめてしまったし、結婚後に始めた植物画も初回特典の画材をもらって何回かでやめた。
「妊娠したのでやめたい。」
と連絡したら、
「休学して再開もできますよ。」
と言われたが、やめてしまった。

昔、手話に興味を持ったことがあって、いつからだったか、何がきっかけだったかは定かではないが、長年気になっていて、いつか勉強してみようかなと漠然と思っていたら、元夫が手話をかつて元カノとの秘密の会話に使っていたと聞いて、「これはあかんな」と封印した。
元夫は中学時代サークル活動で他校の女生徒と一緒に手話を習い、同じ高校に進学してから交際が始まり、他の人にはほぼわからないからと、二人だけの暗号みたいに使っていたらしい。何かそういう話を聞いてしまうと、手話自体には何の罪もないのに、何か「やりたいと言ったら負け」みたいな嫌悪感というか。
しかし、結局、ずっと後になって、通信教育で手話を勉強した。本業に使えたこともあって、それなりに満足はしていたが、なんだかんだあって滞ってしまい、何とか修了はしたけど、ちょっとした挨拶やいくつかの単語以外は殆ど覚えていない。その後、DVD等の教材も全部まとめてリサイクルショップで売ってしまった。

同期や後輩で、複数の資格を取得している勉強家が居て、尊敬するし羨ましいし、私も何かやってみようかというような話をすると、先輩や友人が、
「◯◯をやったら良いんじゃない?」
とか
「◯◯はやらない方が良いらしいよ。」
とかいう情報をくれたりオススメのアドバイスをくれたりするのだが、
「確かにそれ良さそう。」
と思っても、何か気が乗らないのは、例えるなら「食わず嫌い」のようなもので、
「これ、とっても美味しいよ。食べたことないの?絶対食べた方が良いよ。きっとあなたは好きだと思う。」
という感じに聞こえるのだ。いろいろ詳しい話を説明してもらっても、
「う〜ん、でもなあ。」
みたいな感じである。生来頑固者なので、簡単には受け入れられない。勿論善意には感謝しているのだが、いろいろ考えてしまうのだ。
「それを学んだとして、資格が取れたとして、その後は?それを使って仕事するとしたら?」
といろんなことを考えてしまって、
「後で後悔しないか?無駄にならないか?」
などと、ダメな方向の想像しか出て来ない。やるかやらないかを分ける一線をなかなか超えられない。

これは何も資格や勉強の話だけではない。これからの人生を考える時に、「えいやっ」と決断して乗り越える一線はたくさんある。分岐点での選択によって決まる分水嶺と言っても良い。その先に待っているのがどんな未来(結果、人生)なのか、と考える時に、いろんな要素が気になって、ポジティブな要素よりはネガティブな要素が勝ってしまう。もしかしたら何もかもがすごくうまいこと行って幸せになれるかも知れない(可能性は0ではない)のだが、どうにもそういう発想には至らない。多分幼少期も機能不全家庭だったし、元夫との結婚生活も問題があったので、身近な人や家族でも、揉めたくない、怒らせるのが怖い、不機嫌になられたら不安、というのが身に染みついているからかもしれない。なので、断るのも難しい。そうなると、決断にはものすごいエネルギーを費やすので、よほど余力がないと、決断することすらままならないことが多い。だからこそ、毎回「えいやっ」と思わないといけないし、「えいやっ」と思えるタイミングがないといけない。それを逃したら今度いつ巡って来るかわからないからだ。

その時は熟考に熟考を重ねて決断したはずでも結果的に間違っていることもあるし、逆に勢いで決めて正解の場合もある。それならば悩むこともないのかもしれないが、要はタイミングなのかもしれない。体力なり、気力なり、運気なり、それらが充実した時こそ、「えいやっ」と一線を越えるタイミングなのだろう。
機が熟したと決断したら、全ての迷いを頭から追い出して、バンジージャンプみたいに飛び出さないと、また気が削がれてしまう。
やると決断した後は、「継続できるか」なのだが、ここがまた次の難関。勢いで決断してスタートしても、続かないと何もならない。同じ轍を踏まないように、今度こそは最後まで気合と緊張感を持続させなければ。
まだ何も始めてないうちから、四の五の言っても詮無い事なので、まずは始めてから考えよう。考え過ぎは良くないが、頭でっかちになるのもまた自分の悪癖だと自覚している。

ネットで見る占いもそこそこ良かったので、今年は良い年になりそうだと、すっかり良い気になっていたら、TV番組の今年の運勢ランキングがかなり下の方だった。
「当たるも八卦当たらぬも八卦。良いことだけ信じて悪いことは流して。」
とは言うものの、「見なきゃ良かった」と思ってしまうほどに、器の小さい人間だと改めて自覚する。
「良い年になるか」ではなくて、「良い年にするか」は自分次第。
厄年だけど、節目の年だから、頑張らないとな。
皆さん、応援よろしくお願いします。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年明けましておめでとうございます…地震?

2024-01-01 19:09:42 | 日記
新年明けましておめでとうございます。

昨年は12/29金曜日の仕事納めは、普段の土曜日の定時に退勤したので、何か曜日の感覚がおかしいまま、年末大掃除(というほどでもないが)頑張りました。家族が留守がちだったので例年より捗った?かもしれません。
東京土産のDRAGON BOLL可愛いです。
天気が悪くて洗濯乾燥機がずっと使用中だったので、洗濯機の掃除がなかなかできず、例年30日に掃除、31日は料理(おせちっぽいやつとか雑煮の下ごしらえとか)に決めているのですが、順不同でできるとこからやるしかない。ウォークマンで音楽流しながら2日間頑張りました。

家族がみんな夜更かしするのもあって、深夜にパソコン開けて執筆中の小説原稿の入力が捗ります。おかげさまで先ほど一旦草稿完成というか、最後まで一通り入力完了しました。
アナログ下書きは途中までしかできてなくて、後半ぶっつけ本番でしたが、とりあえずは終わったので、プリントアウトして推敲と誤字脱字チェックに入ります。A4サイズで31頁ありました。(最後の頁は1/3だけど)
そしてまだ1枚だけですが作画の方もざっとあたりつけただけでこれから手をつけようかというところですね。

入力作業してたら頭がくらくらして気分悪くなってきました。耳鳴りもしてたし、夜中とかに長時間作業してるとよくあることなので、最初はあまり気にしてなかったけど、何か変だなと思ったら、地震でした。
最初は「揺れてるのは私だけ?」と言ってたのですが、そのうち結構揺れ出してさすがにこれは地震だと気づきました。意外と長く揺れてたんで、揺れてるのか、揺れてる気がしてるだけなのか微妙な感じでした。

話はころっと変わりますが、地震がなければ本来書こうとしていた話は以下になります。

今年は節目の年になるんで、厄年ですが、決意を新たにしています。
今後5年間で、その後の人生を考えること。
そのための勉強を開始すること。

今までいろいろ考えはするものの、やらない理由探しみたいなことになって、もやもや悩むだけで結局話進まないで来てるので、今年こそ「何も考えず」はさすがにまずいので、「あまり深く考え過ぎず」直感的にやってみないとな、と。
過去のいろいろな習い事や通信教育の経験も思い出し、闇堕ちから復活した直後に呪文のように繰り返して来た「やった方がいいと思ったらやる、やらない方がいいと思ったらやらない」という原則に照らして判断することにしよう、と。

資格取得とかは一旦置いといて、とにかくやってみて、結果的に資格に繋がって行くならそれでいいし、繋がらなくても別に無駄ではないし。
もう若くはないんで(人生の復路に差しかかってると気づいてから久しい)なかなか難しいだろうけど、同級生も各方面でいろいろ頑張ってる。現役大学生になって、資格も取って、卒業したら大学院目指してる人もいるのだし。

「元旦に公開してるブログに書いちゃう以上もう後には退けねぇぞ」と自分に縛りを課している感じです。
とはいえ、「本業のシフトを減らしてもらってもう少し自分のために時間を使おうかな」と目論んでいたら、年末でたった1年しか勤めてない同僚が退職してしまい、補充の当てもなく、副業が忙しくて最近は殆ど出勤しない同僚もいて、ますます状況は厳しくなるし、新年から新しい担当の仕事も増えるし、本当に大丈夫かなと思いつつ。

とりあえず例年1/2に当たる休日診療の当番が1/3と1/7になったし、本業の仕事始めの1/4はシフト外れたし、って、ラッキーなのか、これ?

昨年は月一回くらいは土曜日に有休取って、連休にしたら楽なことに気づきました。
シフト変更は1月第2週中に決定して第3週から実施予定ですが、果たして平日の休日は何曜日になるかはまだわからなくて、暫定的に第2週は祝日があるので本来のシフト休みの火曜日に出勤することだけが決まっています。

勉強と趣味にシフトして、しんどすぎて寝転んでただぼーっと動画サイト見ながら半日過ごすような怠惰な日々とはおさらばせねばと思います。
やってみてからダメなら軌道修正すれば良いのだし。

運動不足はいけないと痛感したので、昨年12月は殆ど徒歩通勤にしたり、アンチエイジングで髪や肌の美容とかも以前よりは気にして手をかけるようにしたし、良いと思ったことはやる方が良いと思ってます。

まずは昨年中に終わりきれなかった小説の早期完成と描きたかった作画をして、まだ執筆終わる前から次回作のネタを思いついてしまったので、そちらに早く着手出来るようにしたいかな。

「やる気は後からついて来るからまずは動いてみろ」という投稿を以前Xで見たけど、その時は元気がなさすぎて全く響かなかった。
年末掃除で疲れてソファに座ったら鼾かいて寝てたけど、疲れてバタンキューは寧ろ健康的ってことかも。少なくとも一晩中もやもやして眠れなくて両目の下にくまを作ってるよりは良いと思う。

創作垢『狐の戯言』by銀狐も前作小説のスピンオフ作品が近日完成予定です。

今年もよろしくお願いします。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする