日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

言葉の意味。

2017-03-18 17:57:40 | 発達応援
 雨かなぁ、降るかなぁ、持ちそうかなぁ…と思いながら、
えい、やっ!と温泉に行ってきました。

 鹿児島は霧島、指宿と温泉が有名ですが、私の住むところもバイクで10分も走れば、
日替わりで行けるくらいに天然の温泉があります。

 390円の贅沢です。

 私たちは「言葉」を使っています。
そしてその使っている「言葉」には、意味があり、
意味の幅はあるものの大体は、その「言葉」を使って意思の疎通を行っています。

 同じ意味合いのことを伝えるときも、相手の年齢や立場や環境で、
使う言葉に変化を持たせたりもします。

 だから、相手がこちらの話す言葉の意味を知らなければ、
全く、話しの内容や学習の内容は伝わらないことになります。

 今日は算数の学習をしながら、
子どもの日常でも、おそらく使われているであろう、
「増えた」「減った」ということについて、そんなことを考えました。

 そして、算数で使われる言葉も似たイメージの言葉が多く、
「増えた」「加えた」「多い」などモノの数、量が上昇していくイメージの言葉や
「減った」「引いた」「少ない」などモノの数、量が下降していくイメージの言葉が、
ひっかえとっかえ、出てきます。

 日常の中では、これらの言葉は、
何かを加えることで、モノが増えた状況を示したり、
何かを引かれたことで、モノが減った状況を説明していたり、
あまり意識することなく、ごちゃごちゃと気ままに使われているかもしれません。

 そんなとき、言葉の意味を自分なりに獲得していない子どもの頭の中は、
とても混乱しているかもしれないなぁ、と思いました。

 特に、よく話しをするお子さんなどは、その高いコミュニケーション能力から、
まさか、そんな普段使っているような言葉で混乱しているとは思われないのではないでしょうか。

 子どもが学習中、何も考えていないような発言をするとき、
もしかしたら、言葉の意味がわかっていないかもしれないと、
一呼吸置いてみることは大切かもしれませんね。

 「なんで、わかんないのー!」の前にやることがあるカモしれません。

 
コメント
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