デイサービスの日です。早めに起きて洗濯物を干そうと裏に出ました。
何気なく見た南の方向の野原町の山裾が、白いこんもりとした固まりのように見えます。
辨天宗の御廟が桜色に染まっています。
毎日見ていて、辺りの山と少し色が変わってきていましたので、桜色になる日が近づいているとは思って見ていましたが、昨日と今日の色の違いは顕著です。
雨で対岸が見えにくくなっているうちに、一気に開花したのだと、驚きました。
嬉しい驚きが、デーサビスでありました。
体操が終わって機械を使っての機能回復運動をしている時、「桜、見に行きたい人？」と主任さんが
希望者を募ってくれたのです。行き先は、今朝 家の庭から望遠でカメラに入れた弁天さんの桜だと言ってくれたので
嬉しくて「行きま～す。連れて行ってくださ～い。」と言ったのは勿論です。
駐車場近くでしか撮影することが出来ませんが、思い出辿ㇼばかりをしていた私にとっては、今年の桜とダイレクトに出会える本当にわくわくした時間を頂けました。
以下点描です。
蕾もありましたが、早や散り急ぐ花もありスロープや、石段の上は花桟敷になっている所もありました。
降り続いた雨の間に訪れる人の少ない時一気に開花した、辨天さんの桜が、いじらしくさえ思えるのでした。
その一気に咲いた桜を観に連れて来てくれた、音和舎さんの有難い心尽くしに、感謝感謝の気持ちでした。
そして、カメラに入ってくれる花たちにも「ありがとうね。」と声掛けしたいくらいの私でした。
