カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

新緑を映した大滝ダム

2016年05月03日 | ☆ ふるさと・大和

 

大滝ダム(おおたきダム)は奈良県吉野郡川上村、一級河川・紀の川本流上流部に建設されたダムです。

このダムの建設のきっかけになったのは、昭和34年の秋、伊勢湾台風の大きな被害を下流に出したことから、計画されました。

このとき私の実家も1階が水没し、勤務地の町は堤防決壊によって、家屋の流失は勿論、多くの人命も失われました。

吉野川(紀ノ川)流域での大災害から、計画されて約半世紀がかりで完成した、ダム湖ですがその半世紀の間にはここでは語りつくせないほどの、難問題が続出しました。

一番記憶に新しいのは、出来上がったダムに試験貯水をした時から、白屋地区の地滑りで、地区に住む家屋の移転で、大騒動が起きたことでした。

でも今このダムは湖面に山の緑を映して静かな水面が、伊勢湾台風以上の降水量のあった時も、下流の水害を防ぎ、発電農業用水として多目的ダムの役割を果たしています。

 

ダム湖の周りの山は新芽が山の輝きを増しています。

 

 

昼食をしたお食事処の駐車場からのダム湖です。

 

 

 

 

いろんな村の歴史をや人の思いを包み込んでいるダム湖の名前は、公募をして「おおたき龍神湖」と命名されています。

コメント (6)
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