カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

西ノ京ロータスロード・ 1 参拝とお花

2014年07月15日 | ☆ ふるさと・大和

昨年お寺で、「西ノ京 ロータスロード」(これは今年のです)というポスターを見たのがきっかけで、ウォーキングではとても行けないと思いましたので、「気ままなドライブの蓮のお寺参拝」をしました。蓮の花の季節になって、もう1度回ってみようと思っていました。

薬師寺と唐招提寺は行事でお参りすることが1年に何度かありますが、蓮の花の時には、暑さもあってこのようなイベントの機会がなければお参りすることもなかっただけに、昨年は、蓮の花咲くお寺を巡って、心の和む時を過ごしました。

梅雨の晴れ間が期待できた今朝、レッツゴーと出かけてきました。

 

 先ず薬師寺へお参りしまし。蓮の花だけを観るのではなく蓮の花をご縁として、お薬師さんにお参りするのが第1の目的としました。次に境内を散策しながら建築物をゆっくり観て、今出会える花があるならば、それらにも目を向けていければいいと思います。 

 

 

  

駐車場から薬師寺までの参道に傍らのはぎの花が、そろそろ花をつけ始めています。これが満開になると、毀れるばかりのピンクの花道となるでしょう。

 

 

このお兄さんは座り込んで、仁王さんが踏んづけている天邪鬼と対座しているようです。見つめたいものを得心するまでこのようにして撮る根気と気力はいつの間にか私にはなくなってしまっています。

 

  

色鮮やかな仁王さんの前を通るときなんだか邪悪なものを、ここで拭われてしまうような勝手なことを思いながら、手を合わせます。

  

  

観光客もこの暑さでは遠のいているのでしょう。

立派な金堂の前の広場は全く静寂そのものです。パンフレットによりますと金堂は、二重二閣、五間四面の瓦葺きの建物で、各層に裳階をつけた美しい堂で、龍宮づくりと呼ばれています。金堂には本尊 国宝薬師三尊像(白鳳時代)の美しいお姿を拝することができます。金堂で薬師如来、右の日光菩薩、左の月光菩薩を拝するとき、しばらくはこのままでいたいような安らぎを感じます。

 

 

  

東塔は今修復中で覆いやの中です。姿を見ることのできる日が待たれます。この西塔昭和五六年に創建当初の白鳳様式を持って復興されました。

東塔と西塔と金堂の並ぶ風景を、池の対岸から写した写真は、今も私の宝物のようにして持っています。

 

 

 

金堂の後ろには大講堂があります。これは伽藍最大の建物です。講堂が金堂より大きいには、古代伽藍の通則だったそうです。大勢の学僧が参集して経典を学んだ建物です。本尊は弥勒三尊像で、後堂には仏足石仏足石歌碑が安置されています。仏足石の両脇には釈迦十大弟子が祀られています。この十大弟子がお祀りされたとき、友人に誘われて、お参りしたのがつい最近のような気がしますが・・・・

 

大講堂の北側の、食堂跡であった広場には、さらに北の興楽門へ通じる参道には蓮の花の鉢が並んでいるのが見えます。

花は明日に続きます。

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コメント (4)
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