↓ 砂地を這い、数メートルに伸びた茎の最前線。先端から2~3節目から出ている葉は、軍配の半分だけ。
和名 グンバイヒルガオ(軍配昼顔)葉が軍配に似ているため
学名 Ipomoea pes-caprae、「ヤギの足」を意味し、和名同様に葉の形から
英名 Seaside morning glory , Beach morning glory)昼なのにmorning とはこれいかに。
沖縄方言で「アミフィーバナ」雨降り花
または「ハマカンダー」 浜のイモの意か?さつまいもに似てなくもない。サツマイモ属である。そのためアリモドキゾウムシの宿主植物となることから、日本本土への植物体の持ち込みは検疫によって禁止されている。
ナス目
ヒルガオ科
サツマイモ属
分布
世界中の熱帯から亜熱帯の、主に海岸に広く分布する。
日本では鹿児島県から沖縄県の海岸
種子は海水に浮き、海流に乗って分布を広げる典型的な海浜植物。
種子は黒潮に乗り日本本土へも到達し、まれに発芽するが、冬の低温に晒され枯死する。