今日も元気に朝ごはん!

誰もが忙しい朝だから、一汁一菜のごはんでも充分!作り置きや使い回しOKの楽な気持ちで、毎朝の食卓をエンジョイしましょ♪

トリコロールの女乃油白菜

2013-12-03 | 朝食
 おはようございます。12月3日の朝食を遡って書いています。冬本番らしい寒さが続きます。

 この日の主役は、女乃油白菜、つまり白菜のクリーム煮込みでした。大根と並ぶ冬を代表する野菜の白菜を、身体も温まる中華風に仕上げました。しかも海老を飾るとトリコロールの外見も華やかなクリスマス風にも仕上がります。
 また、中華料理の技法に限らず、白菜の切り方により、盛り付けの雰囲気もずいぶん変わり、普段づかいのスープからおもてなし料理まで幅広く応用できると思います。
 ところで中華料理といえば下ごしらえなど手間がかかりますね。ここでは、朝でもなんとか間に合うように、作り方や材料の一部を簡略化しました。本来のものとは異なりますが、ホタテの出汁と海老の身の存在感が美味しいのでご紹介します。



 まず、材料で簡略化したのは、出汁の材料である干したホタテをニ晩前から水で戻しておいたものと、出来合いのホワイトソースを使っています。また、海老も本来ははらわたを除いたものを卵白と片栗粉でからめて油で揚げたものを使った方が格段に美味しくなりますが、ここでは沸騰した出汁で加熱したものを代わりにつかっています。
 材料は4人分で、白菜6分の1個、干したホタテ8個とその戻し汁、水は戻し汁とあわせて計2カップほど(お鍋の大きさにより異なります)、海老16尾ほどお好みの適量、ホワイトソース100グラム、ネギと生姜、塩胡椒、胡麻油とクコの実をお好みの適量です。
 作り方は、剥いた海老の殻をホタテの戻し汁ごと沸騰させ出汁をとります。殻を取り出し、海老に火を通します。海老を取り出してそれ以外の全ての材料を加え、切った白菜を控えめな火加減で煮ます。白菜に火がとおれば、味を整え盛り付けて、出来上がりです。

 ここで、白菜の切り方を変えると、普段づかいのスープとおもてなし料理に作り分けることができます。普段づかい用には、食べやすい一口大にきります。また華やかに仕上げるためには、白菜を縦半分くらいにざっくり切り、大皿に盛り付ける段階で、細長くひねりながらリース状になるように盛り付け、具をその上に飾りながらソースをかけると、この写真で紹介したような外見になります。
 切り方がいずれの場合でも、白菜の白く厚い部分は緑の葉よりも長く加熱できるように、鍋に入れる段階で工夫をしていただければ、均一に加熱され美味しく仕上がります。

 また、外見だけでなく、寒いこの冬に美味しい淡白な白菜の旨味を、生姜やねぎといった身体を暖めるスパイス、そしてホワイトソースのコクと干しホタテの滋味深い味とともに、丸ごといただけるのが嬉しい一品です。寒い冬に活躍すると思います。みなさま、それぞれにアレンジして楽しんでいただければ幸いです。


 食後の果物はお休みしています。



 寒いときもしっかりと身体を温めて・・今日も元気に朝ごはん!

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