![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/8c/7cd4251eb6ee1a4ec204c14e85e32ea5.jpg)
おはようございます。12月23日の朝食をかなり遡って書いています。実はクリスマスの休暇をいただいておりました。ブログの更新をお休みしていた間もいつもお越しいただきありがとうございます。
この日は、札幌へ向かう寝台特急カシオペアの車中で朝を迎えています。夏に乗った北斗星の旅がとても良かったので、今度はカシオペアで真冬の北海道へ行ってきました。来年3月に北海道新幹線が開業した後は、旅客で青函トンネルを通る在来線は全て廃止されてしまうので、それまでにもう一度機会があればと思っていました。予約がとれてうれしかったです。
乗車定員174名分の客車や食堂車、展望ラウンジカーなど多くの車両を機関車が引っ張って、上野と札幌間のおよそ1200kmを19時間ほどかけて走ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a5/6b5cc744e74bcc4806ac515c9ea39d45.jpg)
寝台特急での北海道旅行はこれで2回目、函館に着いたとき近辺は雪がなく、雰囲気は分かっていても、季節が変われば車窓も一変、冬景色も新鮮です。2回目でもやはり、目が覚めたら北海道の大地!はワクワクします。客室ごと移動しながら、いくつものトンネルをくぐり橋も渡りながらはるばる来たのは、とても不思議な気持ちです。
朝食はカシオペア専用の食堂車であるダイニングカーでいただきました。献立やシステムは北斗星の食堂車グランシャリオと同じ。朝の時間帯は先着順で利用でき、朝食の献立は和定食と洋定食の2種類から選べます。どちらも料金は1650円です。車窓に流れる風景も、ご馳走の一部です。今回は洋定食を選びました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/33/b72515b00510cf7a512499f85b3d464c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/8e/7de7f2d823abaef249461391ed7bb97d.jpg)
この日いただいた主菜は、スクランブルエッグ、ハム、ソーセージです。ボリュームがあり、朝からしっかり身体も温まります。副菜はサラダとハッシュドポテト。他にオレンジジュースとリンゴヨーグルト。夕張メロンゼリーも。
食器はカシオペアオリジナルのものですが、サラダだけは北斗星の食器が登場しているのもご愛嬌です。時節柄、クリスマスの雰囲気も少し感じられるのがうれしいひと時です。
写ってはいませんが、食後にコーヒーか紅茶をいただけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/34/44c4c40bf3245ca006b2559ee7c426d0.jpg)
ちなみに予約制である夕食のときも、とても素敵でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a4/90563bab2cb721c8087f0a7e5afe201b.jpg)
各テーブルのランプが灯るのは、時間が止まるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/91/3ced2e36c0b91307620f88e54533f307.jpg)
蛇足ですが、この時は乗車も降車も共にバタバタして、列車の外観を撮影できませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e2/d1a91ddba3f45d9ab6a51ef4ee1b2cfe.jpg)
函館駅での様子。機関車の付け替えも二度目で、北海道内での青い機関車二両が連結されて近づいて来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ab/2f2a95bebe97dbe64a33937f9337c0d2.jpg)
大沼公園付近での急カーブの様子、長い列車ならではの光景ですね。乗っている列車がよく見えて不思議な気分、面白かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/db/ac53da1a7b1600010866bdd71611f288.jpg)
いずれも今回撮れたのは、函館近辺での数枚のみなのですが、冬の朝は遅いです。夜明けを見れたのはうれしかったのですが、撮影ではまだ光が足りないため、どれもかなりぼやけてしまいました。そこで代わりに、夏の北斗星のときに一緒に撮りためていたものを載せておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/19/3b8c75690a2e6411737bf7342e037a09.jpg)
5色のストライプがデザインされ、ダイニングカーはこのような感じ。車両の大部分も似たような外観です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ec/a46ea640e1ca4536ce9c899e37ace8a8.jpg)
先頭はたぶんこのような感じだったのでしょう。想像だけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/7e/48a760c48c5ae76c4002af83ee1cae7e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/45/4a3164a989ec2afe4d3920c74a22f795.jpg)
カシオペア独特の展望スイート、1室しかないので外から見るだけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c2/a7b1a1df121d1c45987e4aa304270df2.jpg)
普段は一日に1枚だけお料理の写真を載せるのですが、2016年3月でもう間もなく廃止されてしまう寝台特急でのひとときなので、お料理以外のものも何点か載せました。
北斗星に乗ったときと同じようにしみじみ思ったのは、寝台付きの個室は座席式に比べて、長時間の移動が格段に楽だということです。今回は、実は体調も決して万全ではない中を、真冬の北海道に向けて出発しましたが、個室のベッドで眠っていたら、一晩で元気になりました。
寝台特急は時間がかかえることを逆手にとったサービスで、普段の生活リズムそのままに駅からすぐに旅行でき、フルフラットなベッドもあるので、負担感や緊張感では座席と比較になりません。駅についたときには、約19時間もなんと短いことと感じました。通常のカシオペアツインの個室は北斗星のロイヤルに比べるとやや圧迫感はありますが、音や揺れはほとんど感じることなく、食堂車や展望ラウンジカーもあり、列車内を移動できる気楽さもあり、移動中の見所も満載で、サービスはとても良かったと思います。
特に青函トンネルを抜けるときの展望ラウンジカーからの眺めは、大きな窓から左右両側と最後尾に景色が流れていき、とても良い眺めです。北海道内では、大沼国定公園や噴火湾など景勝地を走るので、車窓からの眺めはまるで動く額縁のようで素晴らしいです。
今回はクリスマスの季節で、昼間は短かったのですが、温かい車内から真冬の景色を途切れることなく楽しめ、移動自体がイベントでもあり、相変わらず乗車時間が短く感じるほどでした。
しかしながら、整備新幹線の宿命として、新幹線が開通するたびに平行する在来線が廃止されていくという現実があります。しかも、最近は食堂車や寝台車の人気が新たなコンセプトで出てくるというので、なおさらです。
そもそも青函トンネル自体が、新幹線を通せるように設計され工事もしてきたので、優先順位としては在来線よりは新幹線ということなのでしょう。新幹線と在来線はなぜか両立しないので、今回利用したカシオペアも、クルーズトレインとして料金体系を根本的に変えない限りは、青函トンネルをとおるルートは廃止されます。
それでも、メリットとデメリットの両方を地元の方が考えて決めたことでしょうから、長年にわたって猛暑の日も極寒の吹雪の日も走り続けたカシオペアが憧れを集めたままで事故は起こさないうちに、その役目を引き継ぐことに、運行に携わった方々に感謝の言葉を贈りたいと思います。
そして初めて真冬の北海道旅行が、直通運転引退直前のカシオペアに乗車するというまさかのチャンスを得て、体験できたことをうれしく思います。日本の国土は弓状ですから、上野と札幌間を走る特急は、国内でスケールの大きな鉄道旅行をできる数少ないルートでもあります。
![](http://travel.blogmura.com/hotel/img/hotel88_31.gif)
旅行先での楽しみの多くは上げ膳据え膳のお食事にありますね。車中ではありますが、客室内にはベッドとトイレあり、列車内には展望ラウンジありシャワーありレストランあり!の旅行先でのことなので、にほんブログ村のホテルカテゴリーで投稿しました。もし、クリックしていただけると、初めて真冬の北海道へ旅行した甲斐があります。
旅に出たい!という気持ちはワクワク感が原動力になると改めて思いました。急いで書いたので乱筆乱文お許しくださいね。
今日も元気に朝ごはん!!
この日は、札幌へ向かう寝台特急カシオペアの車中で朝を迎えています。夏に乗った北斗星の旅がとても良かったので、今度はカシオペアで真冬の北海道へ行ってきました。来年3月に北海道新幹線が開業した後は、旅客で青函トンネルを通る在来線は全て廃止されてしまうので、それまでにもう一度機会があればと思っていました。予約がとれてうれしかったです。
乗車定員174名分の客車や食堂車、展望ラウンジカーなど多くの車両を機関車が引っ張って、上野と札幌間のおよそ1200kmを19時間ほどかけて走ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a5/6b5cc744e74bcc4806ac515c9ea39d45.jpg)
寝台特急での北海道旅行はこれで2回目、函館に着いたとき近辺は雪がなく、雰囲気は分かっていても、季節が変われば車窓も一変、冬景色も新鮮です。2回目でもやはり、目が覚めたら北海道の大地!はワクワクします。客室ごと移動しながら、いくつものトンネルをくぐり橋も渡りながらはるばる来たのは、とても不思議な気持ちです。
朝食はカシオペア専用の食堂車であるダイニングカーでいただきました。献立やシステムは北斗星の食堂車グランシャリオと同じ。朝の時間帯は先着順で利用でき、朝食の献立は和定食と洋定食の2種類から選べます。どちらも料金は1650円です。車窓に流れる風景も、ご馳走の一部です。今回は洋定食を選びました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/33/b72515b00510cf7a512499f85b3d464c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/8e/7de7f2d823abaef249461391ed7bb97d.jpg)
この日いただいた主菜は、スクランブルエッグ、ハム、ソーセージです。ボリュームがあり、朝からしっかり身体も温まります。副菜はサラダとハッシュドポテト。他にオレンジジュースとリンゴヨーグルト。夕張メロンゼリーも。
食器はカシオペアオリジナルのものですが、サラダだけは北斗星の食器が登場しているのもご愛嬌です。時節柄、クリスマスの雰囲気も少し感じられるのがうれしいひと時です。
写ってはいませんが、食後にコーヒーか紅茶をいただけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/34/44c4c40bf3245ca006b2559ee7c426d0.jpg)
ちなみに予約制である夕食のときも、とても素敵でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a4/90563bab2cb721c8087f0a7e5afe201b.jpg)
各テーブルのランプが灯るのは、時間が止まるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/91/3ced2e36c0b91307620f88e54533f307.jpg)
蛇足ですが、この時は乗車も降車も共にバタバタして、列車の外観を撮影できませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e2/d1a91ddba3f45d9ab6a51ef4ee1b2cfe.jpg)
函館駅での様子。機関車の付け替えも二度目で、北海道内での青い機関車二両が連結されて近づいて来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ab/2f2a95bebe97dbe64a33937f9337c0d2.jpg)
大沼公園付近での急カーブの様子、長い列車ならではの光景ですね。乗っている列車がよく見えて不思議な気分、面白かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/db/ac53da1a7b1600010866bdd71611f288.jpg)
いずれも今回撮れたのは、函館近辺での数枚のみなのですが、冬の朝は遅いです。夜明けを見れたのはうれしかったのですが、撮影ではまだ光が足りないため、どれもかなりぼやけてしまいました。そこで代わりに、夏の北斗星のときに一緒に撮りためていたものを載せておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/19/3b8c75690a2e6411737bf7342e037a09.jpg)
5色のストライプがデザインされ、ダイニングカーはこのような感じ。車両の大部分も似たような外観です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ec/a46ea640e1ca4536ce9c899e37ace8a8.jpg)
先頭はたぶんこのような感じだったのでしょう。想像だけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/7e/48a760c48c5ae76c4002af83ee1cae7e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/45/4a3164a989ec2afe4d3920c74a22f795.jpg)
カシオペア独特の展望スイート、1室しかないので外から見るだけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c2/a7b1a1df121d1c45987e4aa304270df2.jpg)
普段は一日に1枚だけお料理の写真を載せるのですが、2016年3月でもう間もなく廃止されてしまう寝台特急でのひとときなので、お料理以外のものも何点か載せました。
北斗星に乗ったときと同じようにしみじみ思ったのは、寝台付きの個室は座席式に比べて、長時間の移動が格段に楽だということです。今回は、実は体調も決して万全ではない中を、真冬の北海道に向けて出発しましたが、個室のベッドで眠っていたら、一晩で元気になりました。
寝台特急は時間がかかえることを逆手にとったサービスで、普段の生活リズムそのままに駅からすぐに旅行でき、フルフラットなベッドもあるので、負担感や緊張感では座席と比較になりません。駅についたときには、約19時間もなんと短いことと感じました。通常のカシオペアツインの個室は北斗星のロイヤルに比べるとやや圧迫感はありますが、音や揺れはほとんど感じることなく、食堂車や展望ラウンジカーもあり、列車内を移動できる気楽さもあり、移動中の見所も満載で、サービスはとても良かったと思います。
特に青函トンネルを抜けるときの展望ラウンジカーからの眺めは、大きな窓から左右両側と最後尾に景色が流れていき、とても良い眺めです。北海道内では、大沼国定公園や噴火湾など景勝地を走るので、車窓からの眺めはまるで動く額縁のようで素晴らしいです。
今回はクリスマスの季節で、昼間は短かったのですが、温かい車内から真冬の景色を途切れることなく楽しめ、移動自体がイベントでもあり、相変わらず乗車時間が短く感じるほどでした。
しかしながら、整備新幹線の宿命として、新幹線が開通するたびに平行する在来線が廃止されていくという現実があります。しかも、最近は食堂車や寝台車の人気が新たなコンセプトで出てくるというので、なおさらです。
そもそも青函トンネル自体が、新幹線を通せるように設計され工事もしてきたので、優先順位としては在来線よりは新幹線ということなのでしょう。新幹線と在来線はなぜか両立しないので、今回利用したカシオペアも、クルーズトレインとして料金体系を根本的に変えない限りは、青函トンネルをとおるルートは廃止されます。
それでも、メリットとデメリットの両方を地元の方が考えて決めたことでしょうから、長年にわたって猛暑の日も極寒の吹雪の日も走り続けたカシオペアが憧れを集めたままで事故は起こさないうちに、その役目を引き継ぐことに、運行に携わった方々に感謝の言葉を贈りたいと思います。
そして初めて真冬の北海道旅行が、直通運転引退直前のカシオペアに乗車するというまさかのチャンスを得て、体験できたことをうれしく思います。日本の国土は弓状ですから、上野と札幌間を走る特急は、国内でスケールの大きな鉄道旅行をできる数少ないルートでもあります。
![](http://travel.blogmura.com/hotel/img/hotel88_31.gif)
旅行先での楽しみの多くは上げ膳据え膳のお食事にありますね。車中ではありますが、客室内にはベッドとトイレあり、列車内には展望ラウンジありシャワーありレストランあり!の旅行先でのことなので、にほんブログ村のホテルカテゴリーで投稿しました。もし、クリックしていただけると、初めて真冬の北海道へ旅行した甲斐があります。
旅に出たい!という気持ちはワクワク感が原動力になると改めて思いました。急いで書いたので乱筆乱文お許しくださいね。
今日も元気に朝ごはん!!
おはようございます
特急カシオペアに
素晴らしい列車にお乗りに
素敵ですね
楽しいひとときですね
いつも美味しいレシピとブログへのコメントをありがとうございます。
北海道、夏もとても素敵だったので
真冬も行きたいと思っていました。
だいぶ贅沢をしてしまったので
また年末からは質実剛健な日常に戻って
頑張ろうと思います。
すっかりご無沙汰いたしてます。
カシオペア,乗られたんですね。すごい!
私はまだ。
ディナーの雰囲気素敵ですね。
冬の北海道の景色はすばらしいでしょうね。
今年のお正月は暖かいですね。
バタバタしているうちにもう明日から通常の生活です。
今年もよろしくお願いいたします!
こちらこそご無沙汰しております。
今年もどうぞよろしくお願いします。
北海道は真冬にも是非行きたいと思い
予定を繰り上げてカシオペアで行ってきました。
このような旅行はもう不可能だと思います。
食事はディナーも朝も良かったです。
思い切って行って良かったです。
懐石御膳は北斗星と少し異なる献立でした。
音も揺れも私はほとんど感じませんでした。
真冬の北海道
パウダースノーを始めて体感しました。
実に素晴らしい!
そして貨物も大動脈であることを目の当たりにしました。
地域毎、季節毎に応じて
冬は冬らしい寒さになるのが良いので
温暖化対策など
個人でもできることをしっかりやっていこうと思います。
また質実剛健な日常生活に戻ります。
これからまた寒さが進んでも
お互いさま乗り越えていきましょう。