今日のお昼は、子供たちが楽しみにしていた外食です。
これも立派な障害児療育の一つで、『お小遣い千円以内で好きなごはんと、余ったお金で自由に遊んでよい』がルールで、計画性や金銭管理などとともに社会性を培います。
今回は参加の子供たちが少なかったためマンツーマン体制が採れ、自分はR太の担当となりました。
彼は自らパスタ店を選び「カルボナーラ」を注文しました。計算が苦手で不得意な「支払い」も無事クリア。これまでの学習成果をいかんなく発揮。
並んで熱々のカルボナーラを平らげた後、下膳は彼が率先してやってくれました。いい子です。
食後は店内を自由に散策しましたが、週末で混雑するエスカレーターや人気ゲーム機のコーナーでも、順番を守ってマナーよく行動できました。
ゲーセンではカーチェィスに挑戦し、ガードレールにこすって火花を散らしながらも2回とも追跡に成功して満足げな様子でした。やっぱり男の子です。
体育会系の彼は、普段は若いスタッフに馴染み、自分とは接点の少ない子でしたが、何故かこの日は彼の方から『一緒に食べる?』と私を誘ったのでした。何か心に温かいものが残った一日でした。