徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

ラ・トゥールとフェルメール @ New York

2005-09-25 | 美術
ラ・トゥールGeorges de La TourとフェルメールJohannes Vermeerの作品がこんなにNew Yorkにあるとは思っていませんでした。

Georges de La Tour((French, 1593–1652)

メトロポリタン美術館The METに2点。両作品とも大作。

The Penitent Magdalen  闇に包まれ蝋燭の光に照らされたマグダラのマリアの横顔を描く。
The Fortune Teller, probably 1630s The Fortune Tellerに対する女性の眼差しが印象的。

フリック・コレクションThe Frick CollectionにはLa tourのレプリカまたは息子のÉtienneの作品ではと言われる作品が1点ある。

THE EDUCATION OF THE VIRGIN, Painted c. 1650.

過去のラ・トゥールのBlog: 「ラ・トゥール展始末記」@「図書」9月号

Johannes Vermeer (Dutch, 1632-1675)

メトロポリタン美術館The METにはリストによると5点あるらしい。3点ならんで展示されていた

Young Woman with a Water Pitcher, ca. 1662 女性の表情は明らかではない。壁とピッチャーの光の表現に目がいく。
Study of a Young Woman, probably ca. 1665-57 顔の表情と白い大きな襟の光と影と輝き。
Woman with a Lute, early 1660s
と別室に合った
A Maid Asleep, 1656-57
は鑑賞した。
Allegory of the Faith, ca. 1670
は見逃したので次回に鑑賞したい。

フリック・コレクションThe Frick Collectionでは3点を鑑賞。

Girl Interrupted at Her Music, c.1660
Officer and Laughing Girl, between 1655 and 1660
Mistress and Maid, probably between 1665 and 1670

1901年、1911年、1919年にそれぞれ購入したもの。Officer and Laughing Girlは、彼の作品の中で円熟期の作品の中で初期の1枚。鉛の窓枠の光の表現は、見飽きることがない。Mistress and Maidの女主人の黄色の立派な洋服と表情は、見ているものを幸せな気分にしてくれる。

過去のフェルメールのBlog:
海外美術館リスト
ドレスデン国立美術館展


  • 他のフリック・コレクション訪問のBLOGはこちら
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