福岡男児殺害事件を起こしてしまったお母さんが、
苦しんでいた病名が何だったのか?
いまだにはっきりとは伝わってきません。
でも、
9月中に日本全国で起こった、親による子殺しは
わかっているだけで6件、
年間では100件も発生しているそうです。
少なくとも、それらの親たちは、
健康な精神、思考の状態ではなかったことだけは、確かだと思います。
脳脊髄液減少症は、
日常に、当たり前に潜んでいる可能性があります。
しかし、その多彩な症状に隠されて、
本性が見えません。
また、この病が二次的に引き起こす、
さまざまな社会的トラブルに、患者も周囲も目を奪われて、
それを引き起こした、「脳脊髄液減少症」という根本原因には
なかなか気づくことができません。
これが、脳脊髄液減少症の恐ろしいところです。
脳脊髄液減少症でも全身に痛みがでます。
悪化すると苦しくて体を起こしていられず、
寝たきり同然になります。
脳脊髄液減少症でも手足に力が入りません。
立ち上がりも困難になります。
脳脊髄液減少症でも、歩行障害がでます。
脳脊髄液減少症でも、原因不明と言われます。
時には、普段の自分なら絶対しない行動をしてしまいます。
しかし、一見、病人に見えず、普通に歩けることも、
痛みが消えることもあります。
脳脊髄液減少症は、交通事故後すぐ症状があらわれるとは限りません。
ポタンポタンと脳脊髄液が漏れて、
毎日の生産量と、吸収量のバランスが正常でなくなり、
脳脊髄液の正常量より、ある一定量を越えて減ってしまった時、
つまり、ある閾値を越えて脳脊髄液が減ってしまった時、
はじめて症状が出ることが多いのです。
だから、
交通事故直後は、軽症に見えても、
時間とともに、さまざまな症状が出てきて、
次第に体調不良に見舞われ、
原因不明の数々の症状に患者は翻弄されます。
さらに、検査や、手術で、
腰椎穿刺や、腰椎麻酔などが加われば、
急激に悪化して、寝たきり状態になってしまうこともあるのです。
産後のマタニティーブルーとされている方の中にも、
帝王切開時の腰椎麻酔が原因の方がいるのではないかと私は思っています。
母親が、もし、こういう状態になって、原因不明と医療から見捨てられ、健常者と同じ母親の仕事を求められ続けたら、どうなるか?子供はどうなるか?一度、考えてみてください。
悲観して母子心中を考えても、母親が自殺しても、
私は少しも不思議ではないと思っています。
また、
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この方も脳脊髄液減少症だった可能性を私は感じます。
脳脊髄液減少症でも、精神不安定になります。
不眠になります。
物がゆがんでみえたり、
まるで精神病のような症状もでます。
聴覚過敏で、気が変になりそうにもなります。
眠りが浅くなり、恐ろしい夢ばかりみます。
脳の機能低下によりうつ状態になりますし、
体の苦しさから何もする気になれません。
精神症状と身体症状で外出も困難になります。
良くなったり、悪化したり症状に波があります。
過去に交通事故などの事実があれば、
症状は、それらの心的外傷やストレスのせいにされてしまいます。
ましてや大きな事故にでも遭えば心的外傷ストレス症候群と
誤解されやすいと思います。
脳脊髄液減少症でも、心の病と誤診されるのです。
実際は、心の病でも、心的外傷のせいもなく、
脳脊髄液減少症によって、脳に機能的変化が起こり、脳が不調になったり、
機能低下して、うつ状態になったり、
異常な精神状態が出たり
脳脊髄液減少症の苦しい症状によって二次的に
自殺願望が出たりするのに、
そのことに、医師も、本人も、周囲も
誰も気づけないのです。
これが、脳脊髄液減少症の見えない恐ろしさです。
脳脊髄液減少症は見えない殺し屋だと
私は思っています。
本人にも、誰にも気づかれず、人を死に追いやる、
完全犯罪の殺人犯のようだからです。
一見ありふれた症状や、
その症状によって引き起こされる、さまざまな困難の影に、
脳脊髄液減少症は潜んでいる可能性がありますから、
脳脊髄液減少症は、
けっして稀な病ではない と私は思います。
ただ、脳脊髄液減少症の認知度が低く、
患者も医師も非常に気づきにくいために、
他の病のせいにされていて、表に出てこないために、
あたかも稀であるかのように見えるだけです。
激しい脱線衝突事故ならなおさら、
首のねんざですむはずはなく、脳脊髄液減少症になる確率が
高いと私はかねてから思っています。
私がぶつけられた車は100キロも出ていない車でしたが、
私は脳脊髄液減少症になったのです。
あの脱線事故はあれほどのスピードでぶつかった電車に
被害者が乗っていたのですから、
ひとりも脳脊髄液減少症にならないほうが不自然です。
だから、被害者の中に脳脊髄液減少症患者が必ず
いると私は思っています。
そして、今も原因不明の症状を、「心の病」
「事故による心的外傷」とされて
方向違いの治療を受けて、治らずに苦しんでいる方がいる気がしてなりません。
私は過去に、この脱線事故被害者に向けて記事を書きましたが、
ネットでは、見る人が限られ、
被害者や家族の方がたや被害者の会の人々につたわらなかったとしたら、とても残念です。
自分の無力さに泣けてきます。
私はこのブログでぐらいしか、自分の気づきをお伝えできません。
今も、この病名も知らないまま、
自分の苦しみの本性も知らないまま、
ブラッドパッチ治療の存在も知らず、
力尽きて、亡くなっていく人がいるとしたら、
やりきれません。
健康で、体の自由がきく方たちで、
脳脊髄液減少症の患者支援にかかわる方がたや
自殺予防にかかわる方がたが、
もし、ここを見ていたら、
福知山線事故被害者の会の皆様に、
被害者の
脳脊髄液減少症の可能性について、
至急、伝えていただけないでしょうか?。
福知山線の脱線事故被害者全員に、
至急、脳脊髄液減少症の問診表だけでも書いてもらって、
脳脊髄液減少症らしい症状が出ていないか、至急調査してあげてほしいのです。
そして、
脳脊髄液減少症の可能性の高い被害者に関しては、
至急、脳脊髄液減少症専門医に紹介してあげてください。
人の命がかかっています。
どうか、どなたか、お力をお貸しください。
「何でも、脳脊髄液減少症と結びつけて考える。」
「思い込みの激しい人間のたわごとが、またはじまった。」と
私を笑い飛ばしますか?。
私は、いろいろな症状、病名、人の苦しみの中に潜む、
脳脊髄液減少症の可能性について、いつも考えてしまいます。
過去の自分の症状や体験から、
それぐらい、日常のさまざまな社会問題の影に、
脳脊髄液減少症は潜んでいると感じているからです。
ニート、ひきこもり、不登校、失業、離婚、自殺、親子心中、子供や大人のまるで発達障害のような注意障害、
キレやすさ、虐待、いじめ、職が続かず転々としている、ワーキングプア、などの社会問題の影に、
脳脊髄液減少症が潜んでいる可能性があることに、
私は、うすうす気づいてしまっています。
それは自分の過去の経験に基づいた気づき でもあります。
本人も周囲も、病の本性に気づかないまま、
見えない暗殺者に
知らない間にがけっぷちにまで追い詰められていくような、
そんな最悪の事態だけは、避けられる様に、
周囲の健康な人々の、ご理解とご支援をお願いしたいのです。
そして、医師をはじめ、患者の周囲の方がたの的確な導きで、
脳脊髄液減少症の可能性があれば、
早期にそれを見抜き、
治療につなげてあげてほしいのです。
そうでなくても、事故被害者は
何の罪もないのに、いきなり不幸に見舞われ、
その後も苦しみぬいているのですから、
せめて元気な人々が、正しい方向へ導いて
助けてあげてほしいのです。
脳脊髄液減少症はその可能性を心配しすぎるぐらいで、
早期発見にはちょうどいいと思うのです。
疑って検査しても、脳脊髄液減少症でなければ、
それはそれで、メデタシ、メデタシ、でいいのです。
そのぐらい、視野を広げて見ないと、
この病態は早期発見できないと思っています。
一刻も早く、脳脊髄液減少症についての知識を
全国民に伝えてないと、
また人の命が奪われてしまうのではないかと
私は危機感を持ち続けています。
脅かすつもりはありませんが、
脳脊髄液減少症は
死なない病ではないと思います。
私の経験からも、
高次脳機能障害での不慮の事故や、
脳機能低下によるうつ状態、
過酷な症状に耐え切れずに、
死に逃げたくなるなど、
少なくとも、間接的に、
人を死に至らしめる可能性もある
恐ろしい事故後遺症です。
事故で即死とされている方の中には
もしかしたら、
脳脊髄液の流失が急激で
急激な脳下垂による呼吸障害などで
直接的に亡くなっている方だっているのかもしれません。
今まで、脳脊髄液減少症の急激な減少という死因を想定して、検死などしなかったから、
脳脊髄液減少症という死因が
今までなかっただけだと私は思っています。
脳脊髄液減少症は、
「死なない病」などと
楽観できる病では決してないし、
知らないでずっと放置されれば、
死に至る可能性もある
恐ろしい事故後遺症だと私は思っています。
脳脊髄液減少症の恐ろしさは
その病態そのものの恐ろしさというより、
医師も保険会社も社会も、患者の苦しみを理解してくれないことで、
患者が「異常なし」と治療もされないで、何の支援対策もなく、
健常者として、社会に放置されることで起こると思います。
早期に発見し、事故後遺症とわかり、
早期に的確な診断と治療と、
早期に患者の支援対策がなされれば、
追い詰められる患者も減り、かつ、治り、
やがて、恐れるに値しない病態になっていくと
確信しています。
過去記事 JR脱線事故、被害者の皆様方へ