最近朝日新聞のことばかり書いていますが、
私の接する世界が狭く、
新聞とテレビぐらいしか話題がないのでご了承ください。
朝日新聞社発行の「くらしの風」2009年1月号35ページ
「子育てすくすく相談」で、
お子さんのおねしょに悩むお母さんの紙上相談を読みました。
「小2の息子さんが、量が通常時なみの排尿量のおねしょがあり、
布団をぬらさないために、本人が寝入ってからオムツをはかせている。
朝方までオムツがぬれていないこともあるが、
寝入って1時間ぐらいでオムツがぬれていることもある。」との相談でした。
それに対し、
日本臨床心理士の方のアドバイスは、
寝る前にトイレにつれていく、
夜に起こしてトイレにいかせる。
大丈夫、一緒になおそうと励ます。
オムツをはずして、ぬれた気持ちわるい感覚を覚えさせて、寝ながら排尿するのは気持ち悪い、という感覚を体で覚えさせる。
小児科、子供も対象としている泌尿器科を受診してはいかがでしょうか?というものでした。
なんとも、教科書的な模範的なお答えだと感じました。
そんなことはたいていのお母さんはためしていると思います。
それでも治らないから紙上相談にまで投稿するのだと思います。
この記事を読んで、脳脊髄液減少症のさまざまな身体的、精神的症状を経験している私は、
例によって、
原因不明の夜尿のお子さんの中には
脳脊髄液減少症が原因のお子さんがいるのかもしれないと思いました。
そう、思うのは
私自身が、脳脊髄液減少症で、睡眠が充分取れないほどの、
夜間の頻尿に苦しんだ経験があるからです。
原因不明の頻尿とか、夜間頻尿、切迫性尿失禁、過活動ぼうこう、多飲多尿、
おねしょなど尿にかかわるさまざまなトラブルで、
脳脊髄液減少症を思い浮かべる人間は、世界中で、
私一人なのでしょうか?
脳が大人より未熟な子供なら、
尿意を感じて、今まで眠っていた夜中に、目覚めて体を起こして、
トイレに行って排尿するという一連の行為が
大人よりかなり難しいのではないかと思いました。
とにかく、脳脊髄液減少症は、ありとあらゆる症状がでます。
私の経験からも症状は多彩で、代表症状ともいえる、痛みやだるさがあまり目立たないことだってあるのです。
「なんとなく具合が悪い、体調がすぐれない、風邪かなぁ、疲れかなぁ」などというレベルもありますし、
今にも死にそうなほどの身体症状を感じることもあります。
頻尿だけがひどい日もありますし、
思考力の低下だけが強く感じる日もあります。
症状の組み合わせは人それぞれだし、その日によっても
日替わりで変わったりするから、医師になかなか信じてもらえないし、
早期発見しずらいのだと思います。
どんな症状であっても、症状だけにとらわれていると、
脳脊髄液減少症という真犯人を見抜くことはできないと思います。
脳というところは、人間のすべてのコントロール中枢だということを忘れないで、
「脳が何らかの原因で機能異常、機能低下を起こせば、どんな症状がでたって、おかしくない」ぐらいの視点をもって、
医師はどんな不定愁訴に出会っても、一度は「脳脊髄液減少症」を思い浮かべる負ぐらいで早期発見にはちょうどいいと思います。
なんでも精神的なもの、とか心理的なもので片付けないでほしいと思います。
したくておねしょしている子供はいないはずですから、
何か原因があるからそういう状態になっているはずですから、
大人たちが早期に真の原因に気づいてあげて、
適切な治療で治るものなら治してあげてほしいと思います。
病気のせいで、夜間頻尿が起こり、おねしょにつながっているかもしれないのに、
おねしょするたび、親に叱られているお子さんが
全国にたくさんいるのかも?と
想像するだけで、心が痛みます。
子供にかかわる医師の皆さん、泌尿器科の医師の皆さん、
どうか、まずは脳脊髄液減少症を深く、深く学んで、すべての症状を頭に叩き込んでください。
そうしないと、この完全犯罪者の犯人のような
脳脊髄液減少症の、「多彩な身体症状、精神症状」という目に見える症状にばかり振り回され、真実を隠すような症状トリックにごまかされ、真犯人を
必ず見逃してしまいます。
真犯人を見逃して、仮病扱いされたり、保険金めあての詐欺師扱いされたり、
人生を症状に振り回される交通事故被害者は
もう二度と、絶対に、出してほしくありません。
まして、知識不足から、
子供の脳脊髄液減少症患者を見逃せば、
学ぶ機会も遊ぶ機会もその子から奪うことになりますから、
絶対に見逃さないためにも、
こどもの頻尿、夜尿からでも、他に脳脊髄液減少症に似た症状はないか?
過去に交通事故などの経歴はないか?
などと自然に考えられるほどに、
医師は頻尿や夜尿の症状にとらわれず、広い知識と視野で、患者を診てほしいと思います。
よろしくお願いします。
私の接する世界が狭く、
新聞とテレビぐらいしか話題がないのでご了承ください。
朝日新聞社発行の「くらしの風」2009年1月号35ページ
「子育てすくすく相談」で、
お子さんのおねしょに悩むお母さんの紙上相談を読みました。
「小2の息子さんが、量が通常時なみの排尿量のおねしょがあり、
布団をぬらさないために、本人が寝入ってからオムツをはかせている。
朝方までオムツがぬれていないこともあるが、
寝入って1時間ぐらいでオムツがぬれていることもある。」との相談でした。
それに対し、
日本臨床心理士の方のアドバイスは、
寝る前にトイレにつれていく、
夜に起こしてトイレにいかせる。
大丈夫、一緒になおそうと励ます。
オムツをはずして、ぬれた気持ちわるい感覚を覚えさせて、寝ながら排尿するのは気持ち悪い、という感覚を体で覚えさせる。
小児科、子供も対象としている泌尿器科を受診してはいかがでしょうか?というものでした。
なんとも、教科書的な模範的なお答えだと感じました。
そんなことはたいていのお母さんはためしていると思います。
それでも治らないから紙上相談にまで投稿するのだと思います。
この記事を読んで、脳脊髄液減少症のさまざまな身体的、精神的症状を経験している私は、
例によって、
原因不明の夜尿のお子さんの中には
脳脊髄液減少症が原因のお子さんがいるのかもしれないと思いました。
そう、思うのは
私自身が、脳脊髄液減少症で、睡眠が充分取れないほどの、
夜間の頻尿に苦しんだ経験があるからです。
原因不明の頻尿とか、夜間頻尿、切迫性尿失禁、過活動ぼうこう、多飲多尿、
おねしょなど尿にかかわるさまざまなトラブルで、
脳脊髄液減少症を思い浮かべる人間は、世界中で、
私一人なのでしょうか?
脳が大人より未熟な子供なら、
尿意を感じて、今まで眠っていた夜中に、目覚めて体を起こして、
トイレに行って排尿するという一連の行為が
大人よりかなり難しいのではないかと思いました。
とにかく、脳脊髄液減少症は、ありとあらゆる症状がでます。
私の経験からも症状は多彩で、代表症状ともいえる、痛みやだるさがあまり目立たないことだってあるのです。
「なんとなく具合が悪い、体調がすぐれない、風邪かなぁ、疲れかなぁ」などというレベルもありますし、
今にも死にそうなほどの身体症状を感じることもあります。
頻尿だけがひどい日もありますし、
思考力の低下だけが強く感じる日もあります。
症状の組み合わせは人それぞれだし、その日によっても
日替わりで変わったりするから、医師になかなか信じてもらえないし、
早期発見しずらいのだと思います。
どんな症状であっても、症状だけにとらわれていると、
脳脊髄液減少症という真犯人を見抜くことはできないと思います。
脳というところは、人間のすべてのコントロール中枢だということを忘れないで、
「脳が何らかの原因で機能異常、機能低下を起こせば、どんな症状がでたって、おかしくない」ぐらいの視点をもって、
医師はどんな不定愁訴に出会っても、一度は「脳脊髄液減少症」を思い浮かべる負ぐらいで早期発見にはちょうどいいと思います。
なんでも精神的なもの、とか心理的なもので片付けないでほしいと思います。
したくておねしょしている子供はいないはずですから、
何か原因があるからそういう状態になっているはずですから、
大人たちが早期に真の原因に気づいてあげて、
適切な治療で治るものなら治してあげてほしいと思います。
病気のせいで、夜間頻尿が起こり、おねしょにつながっているかもしれないのに、
おねしょするたび、親に叱られているお子さんが
全国にたくさんいるのかも?と
想像するだけで、心が痛みます。
子供にかかわる医師の皆さん、泌尿器科の医師の皆さん、
どうか、まずは脳脊髄液減少症を深く、深く学んで、すべての症状を頭に叩き込んでください。
そうしないと、この完全犯罪者の犯人のような
脳脊髄液減少症の、「多彩な身体症状、精神症状」という目に見える症状にばかり振り回され、真実を隠すような症状トリックにごまかされ、真犯人を
必ず見逃してしまいます。
真犯人を見逃して、仮病扱いされたり、保険金めあての詐欺師扱いされたり、
人生を症状に振り回される交通事故被害者は
もう二度と、絶対に、出してほしくありません。
まして、知識不足から、
子供の脳脊髄液減少症患者を見逃せば、
学ぶ機会も遊ぶ機会もその子から奪うことになりますから、
絶対に見逃さないためにも、
こどもの頻尿、夜尿からでも、他に脳脊髄液減少症に似た症状はないか?
過去に交通事故などの経歴はないか?
などと自然に考えられるほどに、
医師は頻尿や夜尿の症状にとらわれず、広い知識と視野で、患者を診てほしいと思います。
よろしくお願いします。