というのをやっていたけど、
前々からこのブログでも何度か書いてきたけど、
脳脊髄液減少症の症状と甲状腺の病気の症状は
似ている部分が多いと思った。
医師を受診しても症状の原因がすぐにはわからないために、
精神的ストレスのせいとか、環境の変化のせいとか、性格のせいとか、
患者本人も医師も思いこんでしまい、更年期障害など、他の病名がついてしまうその経過も
似ている。
でも、甲状腺機能低下症やバセドウ病を知らない医師はいない。
どんな医師も、一度は医学部でそれらの病名の症状を学んでいるはずだから。
それでも、見逃されるのだ。
それなら、脳脊髄液減少症の多彩な症状をすべて医学部で学ばれているとはいえない現状のなかで
脳脊髄液減少症の方が、バセドウ病や甲状腺機能低下症より
はるかに見逃されやすいということではないのか?
知られざる国民病は、バセドウ病や甲状腺機能低下症なんかではなく、
脳脊髄液減少症ではないのかと私は思う。
脳脊髄液減少症では人間の中枢の脳が不調になるから、
どんな症状が起こったって少しも不思議でないんだけど、
そのことを多くの人たちはまだ知らない。
第一、
脳脊髄液が低下して脳機能が正常でなくなったり、
脳脊髄液が少なくなって脳が下垂してホルモンの中枢である部分に障害を与えれば、
ホルモン障害が出たっておかしくないから、そのホルモン障害の結果として、甲状腺ホルモンの異常があったっておかしくないんじゃないか?
成長ホルモンが出なくなって背が伸びにくくなった脳脊髄液減少症患者や
性ホルモンが出なくなって、生理がおかしくなった脳脊髄液減少症患者がいるんだから、
甲状腺ホルモンが出なくなったり過剰になったりする脳脊髄液減少症患者がいたって
少しも不思議でないと思う。
と思う。
脳脊髄液減少症が原因で、
二次的にホルモン障害が出ているのに、
内分泌内科の医師は、
脳脊髄液減少症の知識がないから、一度も原因として脳脊髄液減少症が思い浮かばないことだって今もあるんじゃないか?
私がそうだったみたいに。
もっとも、私は、脳脊髄液減少症の病名さえない時代の話だから、
医師が原因として思いつかなくてもしかたがないけど。
放送に出ていた、内分泌内科の専門医だって
脳脊髄液減少症で、
安静にしていてもどうきや息切れがでることや痩せなどの症状が出ることも、
甲状腺機能低下症のような、だるさ、つかれやすさ、しんどさ、やる気のなさ、元気のなさ、皮膚の乾燥、冷え症、記憶障害、太る、
などの症状もでることも、
ほどんどの医師は知らないんじゃないかと思った。
医師が知らないんだから、
多くの一般人が知るはずがないと思う。
原因不明の不定愁訴、原因不明の体調不良、精神的な異常がもしあったら、
そのひとつの原因として、
脳脊髄液減少症が
医師の頭にも
一般人にも
すぐさま浮かぶくらいになってほしいと願う。
そうすれば、
多くの症状の影に、脳脊髄液減少症が隠れていることに、日本中の医師たちが気づきはじめ、
そのことが世界中の医師たちに知識として
広がりはじめるかもしれない。