脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

過敏性腸症候群と脳脊髄液減少症

2013年05月20日 | つぶやき

脳脊髄液減少症でも

便秘や下痢を交互に繰り返すような胃腸症状がでます。

だから、その症状だけを取り上げ、内科の医師に患者が訴えれば、

過敏性腸症候群と診断されても少しもおかしくないと思う。

 

 

本日の読売新聞の

医療ルネサンス 見えない胃腸病 4

過敏性腸症候群と診断された患者さんのお話が載っています。

患者は医師に「~と診断された。」とすぐ納得してしまいがちだけど、

脳脊髄液減少症を見逃され続けた私から言わせれば、

医師が診断する病名なんて、

「医師が自分の頭の中でたまたま患者の症状として思いつく病名をとりあえずつけてみただけ」って感じです。

記事の中には、

「脳と腸は密接な関係があり、脳のストレスは腸の不調になり、腸の不調は脳へのストレスとなる。」と

書かれています。

それはそうなんだろうけど、

脳のストレスが何も、精神的ストレスとは限らないでしょ?

脳脊髄液が漏れたり減ったりすることが日常的に続いていれば、

それは脳にとってものすごいストレスではないの?

脳がその「脳脊髄液の減少」というストレスにさらされ続けて、脳が不調になり、

体にさまざまな症状が出るのは、不思議ではないことなのに、

どうしてそのことに多くの人たちは気づけないのか?

 

もし、脳脊髄液減少症によって脳が不調になっているなら、自律神経だっておかしくなるよ。

自律神経がおかしくなれば、それはさまざまな胃腸症状だってでるよ。

でも、髄液漏れという原因に気づかないまま放置して、自律訓練法をやっても、

私は無駄だと思うよ。

先週金曜日の

「胸やけに効いた抗うつ剤」の症例だって

そもそも脳が不調だから、抗うつ剤によってセロトニンなんかが調整されて

胸やけが治ったんじゃないの?

だとしたら、

やはり、脳の不調が胸やけを起こしている可能性が高いんじゃないの?

脳の不調が胃腸病の原因なら、

脳の不調を引き起こす、脳脊髄液減少症は一度は疑ってもいいんじゃないの?

 

でもさ、

胃腸病を診る内科の医師が、

内科の症状を訴える患者を前にした時、

どれだけの医師の頭に、「脳脊髄液減少症」の病名が浮かぶだろうか?

 

脳脊髄液減少症は、なにも寝たきりや車いすの人たちばかりではないんだよ。

むしろ、

不定愁訴のうちに早期発見してもらえれば、

寝たきりや車いすみたいに、見た目で誰にでもわかるような重症にならずにすむと思うんだけどな。

脳脊髄液減少症は、患者にしかわからない自覚症状のみの場合もあるから、それでも日常生活が阻害されるほど重症の症状もあるし、

外見からはわからない深刻な高次脳機能障害もでるから、

見た目で誰にでも病人や障害者とわかる患者だけが重症なわけではなく、

見た目ではわからない重症患者もいるから。

 

 

 

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