脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

企業を救うより、人を救った医師

2009年01月28日 | 他の病名との関連性

本日夜10時から、NHKで

いよいよ、

「その時歴史が動いた」~わが会社に非あり~

水俣病と向き合った医師の葛藤~が放送されます。

どんな風に医師は葛藤し、証言することを決断したのか、

ぜひ知りたいと思います。

企業に関係する医師でありながら、
企業の利益より、
人命と苦しんでいる患者を救うことを優先し、
企業に不利な証言をしたであろう医師が
過去にいたという事実があることは貴重です。

その医師はどんな気持ちで、どんな思いで、
企業をかばう道より、人を救う道を選んだのでしょうか?

本当にそんなことができた医師が過去にいたなんて
驚きですし、同時に
そういう医師が過去にいてくれたことは、

似たような企業の無理解にさらされている脳脊髄液減少症患者は、せめてもの救いを感じます。


脳脊髄液減少症は、交通事故後に起きることが多いことは、
多くの患者が身をもって体験し、
多くの患者を治し続けている医師たちが証言しているのに、

交通事故で脳脊髄液減少症が起こることに否定的な
自動車保険会社、損害保険会社は、否定派医師を利用して、
事故後遺症としての脳脊髄液減少症を、否定するのにやっきになっています。

「自分さえよければ弱者なんてどうでもいい」ような考えの人々に、
水俣病の患者を救うために、企業と患者のはざ間で葛藤しながらも真実を伝えた医師のつめの垢でも煎じて飲ませたい思いです。

もちろん保険会社が保険金詐欺のような理不尽な要求には応じる必要はありません。

でも、本当に患者が苦しんでいる時、

見て見ぬふりしたり、意地になって否定することばかりではなく、

自分たちに都合の悪いことでも、真実を直視する勇気が企業にはほしいものです。

それができる企業かどうかで、

その企業が「人を大切に思う」企業かどうか、

姿勢が問われる と思います。

つまり、自分達の都合の悪い現実は直視せず、

闇に葬りなきものにしようとする企業は

「人を大切に思わない」企業だと思います。

人命を第一に思うことは、その時には企業に不利なように見えても、
長い目で見た時、自分達の企業を救う道でもあると思うのです。

食品偽装発覚後の、その会社の対応や姿勢で

その会社のその後が左右されていくのがいい例だと思います。

人より企業の利益優先の会社はやがて、大衆の指示を得なくなり衰退していきます。

もし、今後も、私のように、自分には何の落ち度もない交通事故で
脳脊髄液減少症を発症しながら、何の補償もなく、医師にも異常なしと放り出される被害者がで続けるとしたら、

その被害者をさらに苦しめ続ける保険会社があり続けるとしたら、
そんな企業は絶対許せません。

社会から何の理解も支援もなく、
さまざまな自分だけが感じる症状と障害を抱えながら、命からがら生き延びるような、

そんな悲惨な人生を歩ませる交通事故被害者を、もう二度と出してほしくありません。

そのような行為は、今すぐやめてもらいたいと思います。

そして、詐欺師ではない、真の被害者には

きちんと手をさしのべ、

治療費を支払い、補償もし、保険会社としてのあたりまえの義務をきちんとはたし、

被害者の一刻も早い社会復帰を精一杯応援してほしいものです。

そうでなければ、何のための保険会社かわからなくなってしまいます。

何の罪もない被害者を詐欺師扱いし、さらに苦しめる保険会社なんて必要ありません。

そんな非情な保険会社は民衆の力で自然淘汰され、
この世から消えてなくなってほしいです。

私の自動車保険もまた、今年更新の時期がまたやってきます。

万一の時、保険会社が適切な対応をしてくださると信じているから加入者は保険に入るのです。

万一私が加害者になってしまった時、被害者に対し精一杯のおわびをしたいから、

ほとんど運転しないわたしでも、働けない中でも任意保険は更新しているのです。

万一、私が事故を起こして、けがを負わせてしまった被害者に対し、
いくら充分お詫びがしたくても、保険会社が充分補償をしてあげられなかったら、私も被害者に対して大変申し訳なく思います。

それでは、
何のために掛け金を払って

自動車保険に加入したのかわかりません。

払っているのに、入会の時にうたっているほど、

手厚い補償がなく、なんやかやと因縁つけて

支払わないのでは、それこそ詐欺です。

詐欺師ではないマジメな加入者と被害者に対しては、

真摯な対応の自動車保険会社であってほしいものです。

企業にかかわる医師は、
企業を救う前に、人を救う医師であってほしいものです。

これからも、
企業とつながる医師は、
たとえ企業に不利な情報であっても、人の命を救うためなら

勇気を持って、

真実を発言してほしいと思っています。

人を大切にしない企業は、

やがて淘汰されていくのが世の常です。

食品会社であっても、保険会社であっても、

人の命や健康を第一に大切に思う企業姿勢

それこそが、どんな企業であっても、

長い目でみて、その企業を救い、発展させる道につながるのだと思います。

             

 

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