脳脊髄液減少症は、脳の機能が低下するため
うつ病そっくりの状態になります。
特に、過眠や、脳が糖分やエネルギーをほしがるのか、過食も出る上、自分の気分がいい時には自分のやりたいことならできるので、
今までのうつ病とは違って見え、
非定型うつ病などとも間違われかねません。
しかも、精神科医の多くは、脳脊髄液減少症を知りません。
そのため、医師を悩ますニュータイプなうつ病とも間違われます。
そのため、脳脊髄液減少症ででうつ病そっくりの症状が出ることも、
周囲や医師に症状を信じてもらえず、誤解されることで二次的にうつ状態になってしまう可能性にもきづけません。
さらに、悪いことに、うつ病と診断された患者の多くが、もしかしたら影に隠れているかもしれない、症状の根っこである元凶の脳脊髄液減少症の存在に気づけないし、
病名を聞いても、自分の症状と結びつきません。
さらにさらに悪いことに、「脳脊髄液減少症の症状を知った患者が、症状が似ていることに気づき」おそるおそる、かかりつけの神経内科医や、精神科医や、心療内科医に
「私の症状が脳脊髄液減少症に似ているんですけれど、?」といおうものなら、
何の根拠もないのに、「あなたが脳脊髄液減少症であるはずがない。」と、
自信たっぷりに言い放たれ、笑いとばされます。
脳脊髄液が漏れても、減っても、体調が悪い、いくら検査をしても異常が出ない、
やるきがでない、起きられない、食欲がわかない、新聞を読んでも理解できない、テレビドラマがおもしろく感じないし、内容が理解できない、眠れない、逆に寝ても寝ても眠い、過眠、過食ぎみ、好きなことならできる、など、うつ病そっくりの症状が出ることに、
患者も医師もまったく気づけないのです。
そして、患者の真相とは別の病名がつけられ、患者もそれを信じ込んで、
方向違いの治療を熱心に受けたり、精神科の薬づけになって、よけいに具合が悪く精神的にも不調になったりします。
これが、「サイレントキラー」脳脊髄液減少症の恐ろしい点だと
思います。
DSM-IV
うつ病の国際基準
10月31日のカラダのキモチ「うつ病」
ここのサイトに書かれているうつ病チェックの症状のほとんどが、ブラッドパッチ治療以前の脳脊髄液漏れたままの私の状態でした。
誰がみても私を「うつ病」と診断するでしょう。
でも、私はうつ病ではなく、脳脊髄液減少症でした。
うつ病関係の過去記事は こちら
過去記事にも書いたけれど、
めまい徹底攻略
脳脊髄液減少症は、うつ病にもそっくりですが、
めまいや平衡感覚の異常や、聞こえにくさ、耳のつまった感じ、ぐるぐるめまい、ゆらゆらめまい、ぐらぐらめまいなどがでるため、良性発作性頭位めまい症や、メニエール症などの、
耳鼻科の病ともそっくりの症状がでます。
ご注意ください。
また、ガチガチの肩こりや背中の痛み、首の痛み、腰痛、四肢痛、手足のシビレなども出るので、
整形外科や整骨院通いをしている患者さんの中にも、
実は脳脊髄液減少症患者が潜在しているはずです。
自分の体との付き合いが一番長いのはあなた自身です。
あなたの体に一番詳しいのは医師ではありません。あなたです。
脳脊髄液減少症の可能性に、最初に気づくことができるのは、医師ではなくあなた自身です。
じっくり、自分の脳や体からの、症状というSOSメッセージに耳を傾けてください。
そうすれば、病の真相が何なのか?自分で気づけるはずです。
物言わぬ、自分の「ノウのキモチ」と
「カラダのキモチ」をわかってやれるのは、自分自身です。
自分の体や精神の不調に最初に気づくのも自分、
その本当の原因に気づくのも、結局は自分、(だって医師を見つけて探しだし受診するのは最初は自分の行動ですから)
自分の体を治すのも自分。
医師の治療や薬は補助手段に過ぎないと思うのです。
医師を頼りすぎませんように。
回復のために、
のーしんさんが書いてくださった記事も参考にしてください。
私も同じ意見です。
本当にその通りだと思います。
眠れなくても、パソコンの光を深夜まで見ていれば逆効果、夜は暗いところでとりあえず目をつむる、
朝は決まった時間にむりやりでも一度は起きて光をあびる、その後倒れ込んで眠ってしまったことも私は多々あったが、一度は起きました。
できるだけ、食事も睡眠も運動も、規則正しい生活をこころがける。
(そうはいっても、そうは簡単にいかないのが脳脊髄液減少症なんだけれど、
昼間何時間も眠り込んでしまう時期もあるし、食事も睡眠も規則正しくなんてとても無理な時期もあるけれど、それでも、できる限り、食事も運動も、睡眠も、本来の人間のリズム、原始時代のように、太陽と共におきて、太陽と共に眠るような、最初は大雑把でいいからなるべく規則正しい生活をこころがける。
おかげで私は事故から数年間睡眠薬が手放せなかったのに、今では決まった時間にだいたい眠れるようになりました。朝もめざましなしで5時か6時には起きられます。昼間の過眠も激しいだるさも今は消えました。)