愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

人殺し装置教育勅語復活狙う暴挙!発端は下村文科大臣発言!安倍首相派の教育再生政策にレッドカードを!

2014-04-17 | 教育勅語

道徳に名を借りた人殺し装置として断罪すべき教育勅語!

いろんなイレギュラーが起こってきました。こうした憲法違反の流れを断ち切っていく必要があるように思います。それは二度と若者を人殺しの装置にしないためです。また若者を殺させないためです。こんな当たり前のことが、薄らいできている日本を何としても、戦後の原点に戻し、更に紛争を武力ではなく、非軍事的手段で解決できる国家づくりに大きくアクセルを踏んでいくようにしなければならないと思います。

今、日本の現状を視れば、武力(暴力)で物事を解決しようなどというレベルにないことが判ります。国内の貧困や病理現象の「脅威」を見れば、国家の存亡が、日に日に迫って着ていると思います。安倍政権のようなことをやっていて、10年後の日本はどうでしょうか。全く展望がありません。安倍政権の手法は、戦前回帰です。これは失敗しました。しかし、そんなことを視る目も、聴く耳もありません。

そうした安倍政権の意向・空気を反映した「珍事」=「暴挙」が以下の記事です。世論の力で封じていく必要があるでしょう。若者を死に追いやる政治や国民の空気は断じて容認できるものではありません。否定されるべきことです。

青高1年生の机に「教育勅語」

一体誰が、何のために-? 青森高校(小川伸悦校長)で14日朝、1年生281人全員の机の上に「教育勅語」の原文が書かれた文書が置かれているのが見つかった。学校関係者は“珍事”に首をひねっている。

【東奥日報】1年生全員の机の上に「教育勅語」 青森高、誰が何のため?2014年04月16日

1年生全員の机上に「教育勅語」2014年4月16日(水)19時38分配信 共同通信 <script type="text/javascript"></script>

 青森県立青森高(青森市)で14日朝、1年生281人全員の机に、「教育勅語」の原文を記した紙が置かれていたことが16日、分かった。青森高によると、この紙は縦約22センチ、横約8センチで、文末に「平成二十六年四月十四日」と日付があった。教頭が出勤して校内の見回りをした際、4階にある1年生の教室で見つけた。最初は自習用の資料と思った教頭が学年主任に確認し、学校が配った文書ではないと判明。回収しなかった。同校は日曜の13日も、校内模試のため一部玄関の鍵を開けていたという。 教育勅語は戦前の軍国主義教育と結び付き、衆参両院が1948年に排除や失効を決議した。(引用ここまで

朝日 「教育勅語」が1年生全員の机に 青森高校、なぜ誰が? 2014年4月16日18時58分

…すでに生徒の手に渡っていたが、同校は回収の必要までないと判断し、県教委に経緯を報告した。警察への相談はしなかった。この日は午前6時ごろから玄関を開けていたという。同校は県内有数の進学校。見つかった紙は縦約22センチ、横約8センチ。戦前における国民道徳の基本原理であった「教育勅語の原文が印刷され、最後に「平成二十六年四月十四日」と日付が加えられていた。(五月女菜穂)(引用ここまで

毎日 教育勅語:だれが?1年生全員の机に置かれる 青森高校

教育勅語は1890年に明治天皇の名で出され、親孝行や夫婦の和をうたう一方、戦前の軍国化を進める根拠となったとされる。…同校によると、紙は縦約30センチ、横約7センチの短冊形。縦書きで教育勅語の全文が記され、日付だけが「平成二十六年四月十四日」と変更され、「御名御璽(ぎょめいぎょじ)」の記載はなかったという。11日の終業時に紙はなかったが、週末の12〜13日に模擬試験が行われたほか、14日は午前6時から職員玄関が開いていた。【宮城裕也】(引用ここまで

共同・東奥日報・朝日・毎日の教育勅語観をご覧ください。「軍国主義の象徴」ということは、人殺しの装置だったということです。この教育勅語が軍人勅諭・軍人訓戒と一体的なものとして、どのように使われたか、歴史は隠すことはできません。

その歴史を修正する暴挙が安倍首相派によって行われているのです。繰り返します。教育勅語は道徳に名を借りた人殺し装置です。人をどれだけ殺すか、それが道徳だったのです。廃棄されたものが、再び「教育再生」「日本復活」のなの元に、大手を振ろうとしているのです。その象徴的事件が、「発見」事件と今回の「無断進入教育勅語バラまき」事件です。犯人を逮捕すべき事件です。こんな無法が許されて良いはずがありません。まさに「公序良俗」違反です。人殺しを容認し、煽動する「特定」の思想を容認することは断じて許してはなりません。市民に対して暴力を振るう暴力団を容認することと同じです。

人殺し装置の復活にレッドカードを!

以下、この教育勅語礼賛機構の資料をご覧ください。

ダウンロードはこちらから - 日本教育再生機構 - [PDF]

この機構に対する見解を紹介しておきます。しかし、位置づけとしては、まだまだ弱いように思います。教育勅語は「人殺し装置」なのです。これに対する「表現の自由」は有り得ません!

安倍流教育改革 正体と危うさ (週刊朝日)4月16日(水)0時0分

愛国心教育で自己肯定感は向上するのか?(ニューズウィーク日本版)

安倍教育再生と教科書をめぐる課題(愛教労2013年秋の学習会)俵義文 - [PDF

維新の会と日本教育再生機構と在特会と。 : Afternoon Cafe 2012年5月22日

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