愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

原発売り込み宣伝マシンとして天皇を利用する安倍政権を批判もしないマスコミの国民主権形骸化に大渇!

2013-12-01 | 日記

天皇がインドに出発しました。今回の訪問は、憲法に基づく「国事行為」という側面と「国交樹立60周年」が「理由」です。しかし、本質は「口実」です。何故か、それは安倍政権の対中包囲網とアベノミクス成長戦略断行のためのゲンパツ売込みが背景だからです。

このことについては、以下の記事を書いてきました。

5.3屈辱の日に中東で原発·軍事力を売り込む安倍経団連日米軍事同盟 ... 2013年5月5日

山本太郎議員の稚拙な天皇の政治的利用に大渇!政権、自民も民主も ... 2013年11月1日  

自民党は天皇の政治的利用の大先輩!天に唾する新藤·古屋·下村議員 ... 2013年11月1日

原発事故を憂慮する天皇をインドの原発売り込みに利用する憲法無視の ...2013年11月2日  

そこで、この訪問がどのように報道されたか、その記事を検証してみました。ご覧ください。本質を覆い隠す報道に終始しているところに注目です。

両陛下 インド公式訪問へ出発 NHKニュース - 11月30日 12時42分

今回の訪問は、10年以上前からたびたび両陛下の訪問を要請してきたインド政府の招待を受けて実現したものです。両陛下は、午前10時半すぎに羽田空港に到着し、貴賓室で皇族方や安倍総理大臣らとあいさつを交わされました。安倍総理大臣は「このたびの訪問は、わが国とインド国の友好親善のうえで、誠に有意義なものと存じます」とあいさつしました。これに対して天皇陛下は、「私どもの訪問が国交樹立60周年を迎えた両国の相互理解と友好関係の更なる増進に資するよう願っております」と述べられました。このあと両陛下は、皇太子ご夫妻ら見送りの人たちとあいさつを交わして政府専用機に乗り込み、羽田空港を出発されました。両陛下は日本時間の30日夜、インドの首都ニューデリーに到着される予定です。そして、来月4日までニューデリーに滞在して歓迎行事やムカジー大統領との会見に臨むほか、南部の都市チェンナイで伝統舞踊の学校を視察するなどして友好を深め、来月6日に帰国されます。天皇のインド訪問は初めてで、両陛下にとっては結婚翌年の昭和35年以来53年ぶりの公式訪問になります。(引用ここまで

天皇皇后両陛下、53年ぶりとなるインドへの公式訪問にご出発 - FNN  (11/30 18:12)

天皇皇后両陛下は、インドへの公式訪問のため、30日午前、羽田空港を出発された。両陛下は、現地時間30日夕方、首都のニューデリーに到着し、4日までの滞在中、歓迎式典や晩さん会に出席するほか、大学などを訪問される。4日には、南部のチェンナイに移動し、古典芸能の学校や障害者施設などを視察され、6日に帰国される予定となっている。両陛下がインドを公式訪問されるのは53年ぶりで、即位後は初めてとなる。出発に先立ち、天皇陛下は「今回、皇后と共に、再び同国を訪れることをうれしく思っております」と述べられた。お2人にとってのインドご訪問は、特別なものになるとみられる。インドは、アジアの中でも大変な親日国なだけに、温かい歓迎を受ける中で、両陛下が元気な笑顔で応えられる姿が見られると思われる。両陛下は、インド独立の父、マハトマ・ガンジーの葬儀が行われた場所、ラージ・ガートや、定礎式に出たインド国際センターなど、53年前に訪れた場所を訪問される。そうした一方で、両陛下は、公園散策中に市民とふれあったり、日本語を学ぶ学生たちと懇談したり、人と人との交流を大切にされるご訪問となるとみられる。天皇皇后両陛下が、前回インドを公式訪問されたのは、ご成婚の翌年、1960年11月末、皇太子時代に、昭和天皇のご名代としてだった。大統領官邸までのおよそ20kmに及ぶオープンカーのパレードにつめかけたのは、10万人以上とも言われ、視察に訪れた農村では、村の女性から、祝福のための赤い香料が塗られるなど、大歓迎を受けられた。このほか、今回再訪が予定されているガンジーの墓やインド国際センターなど、お2人は、インドのさまざまな地を訪れ、交流を深められた。また、絵本に造詣の深い皇后さまは1998年、IBBY(国際児童図書評議会)ニューデリー大会出席のため、インドご訪問を予定していたが、インドの核実験のために見送られていた。皇后さまは「残念なことに、直接会議に参加することができず、このような形でお話をさせていただくことになりました。大会の行われているインドの国に、私は、たくさんの懐かしい思い出を持っています」と述べられていた。大会で放送された基調講演のビデオの中で、前回のご訪問への思い出に言及された皇后さま。今回のご訪問では、15年前に果たせなかったIBBY関係者との懇談も予定されている。お2人は、日本時間30日夜、首都ニューデリーに到着し、シン首相やクルシード外相の出迎えを受けられる予定となっている。(引用ここまで

両陛下、インドへ出発 歴代天皇の訪印は初:朝日新聞 2013年11月30日12時04分

さすが産経です。「首席随員は日印協会会長の森喜朗元首相」と。他紙にない視点です。このお人、「日本は神の国」と発言したお人です。さぞかし、「神様」とご一緒されて、感激していることでしょう。心臓手術をして健康に不安のある天皇、また最近では天皇の葬儀のことが話題になり、Xデーがまことしやかに語られるほどの明仁天皇です。そういう「神様」をゲンパツ売込みの宣伝マシンとしてして利用するのです。人道的とは思えません。

いや、天皇は「人」ではありませんでした。「象徴」でした。時には「神」として、時には「人間」として、時には「元首」 として、「利用」 するのです。健康のことなど、知ったことではありません。        

ここに、問題の本質が浮き彫りになっているように思います。

両陛下、インドへご出発 53年ぶり公式訪問 - MSN産経ニュース  2013.11.30 11:36 両陛下ご動静

 インドへ出発される天皇、皇后両陛下=30日午前、東京・羽田空港V1スポット(蔵賢斗撮影)

 天皇、皇后両陛下は30日午前、日本との国交樹立60周年を昨年迎えたインドの公式訪問のため、羽田発の政府専用機で出発された。現地時間同日夕(日本時間同日夜)にニューデリーに到着される予定。12月6日に帰国される。首席随員は日印協会会長の森喜朗元首相。…両陛下の海外ご訪問は平成24年5月の英国以来で、同年2月の陛下の心臓ご手術後2度目。インドへはお立ち寄りも含めると4度目だが、公式訪問は皇太子・同妃時代の昭和35年に昭和天皇のご名代で赴かれて以来、53年ぶりとなる。(引用ここまで

天皇、皇后両陛下が53年ぶりのインドへ出発 : 社会 : YOMIURI ONLINE ...  (2013年11月30日12時39分  読売新聞)

天皇、皇后両陛下:30日、インド訪問に出発 毎日新聞 2013年11月29日 19時44分

http://mainichi.jp/feature/koushitsu/news/20131130k0000m040039000c.html

天皇陛下 インドへの理解深めたい  11月28日 17時43分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131128/k10013420381000.html

天皇陛下は国際親善のため、30日からインドを訪問するのを前に文書で感想を表し、インドへの理解をさらに深める機会としたいと述べられました。天皇陛下は皇后さまとともに、30日から1週間の日程でインドを公式訪問するのを前に28日、文書で感想を表されました。この中で天皇陛下は、皇太子時代の昭和35年に昭和天皇の名代として、皇后さまとインドを公式訪問し、当時の大統領やネルー首相らの歓迎を受けたことについて、「インドの独立に至る日々、またそれ以後の年月、さまざまな困難を克服し、国を率いてこられたこれらの方々に二十代半ばという若き日にお会いしたことは私どもにとり、誠に意義深いことであったと思います」と記されました。そして、「この訪問で各地を訪れ、歴史や文化に触れ、インドへの理解を深めることができました」と振り返られました。そのうえでインドについて「独立以来、民主主義を堅持し、国を発展させてきました。今日、IT産業を始め、さまざまな分野で発展が著しいと聞いています」と述べ、「このたびの訪問がインドへの理解をさらに深める機会となることを期待しています」とつづられました。両陛下は30日午前、政府専用機で羽田空港を出発されます。(引用ここまで

NHK 両陛下 インド公式訪問へ出発 (11月30日 12時42分)

NHK  両陛下迎えるインド 歓迎ムード高まる (11月30日 7時12分)

NHK 両陛下 30日からインドを公式訪問へ (11月30日 6時52分)

日本経済新聞 天皇、皇后両陛下がインド訪問へ 印政府が招待     2013年4月22日

外務相 天皇皇后両陛下のインド御訪問に関する内閣総理大臣談話   2013年7月9日

両陛下、インドご訪問正式決定 11月30日から約1週間 - MSN産経 ... 2013年7月9日

毎日 天皇陛下:インド訪問に当たっての「御感想」全文-)

時事 「理解深める機会に」=インド訪問前に天皇陛下が感想  (2013/11/28-16:47)

天皇陛下は28日、30日からのインド公式訪問を前に、宮内庁を通じて文書で感想を発表された。インドがIT産業などさまざまな分野で発展していることに触れ、「この度の訪問がインドへの理解を更に深める機会となることを期待しています」と述べた。皇太子だった1960年に昭和天皇の名代として訪れた際、当時のプラサド大統領らから丁重な出迎えを受けたことを「懐かしく思い起こされます」と振り返り、「様々な困難を克服し、国を率いてこられたこれらの方々に、二十代半ばという若き日にお会いしたことは、私どもにとり誠に意義深いことであったと思います」とつづった。その上で、53年前に定礎式に携わったインド国際センターを再訪することについて、「ムカジー大統領閣下やシン首相に再びお会いすることと共に、この度の訪問で楽しみにしていることの一つに挙げられます」と記した。(引用ここまで

天皇を政治利用する自民党政権、「政権の政治利用」を利用して「国体保持」、「万世一系護持」「天皇家の存続維持」を図る天皇という構図をどのように受け止めるか、人間は皆平等であり、天皇の地位は主権の存する国民に由来する日本にあって、象徴天皇制とはどのような制度であらねばならないのか、国民的議論が必要でしょう。

さもないと、あの素朴なフツーの女の子と変らないような愛子ちゃん、結婚前のハツラツ雅子さん、その母子がかわいそうな気もしないではありません。「政治利用」の歴史と現在と未来を国民的に検証すべきです。さもないと山本議員のような議員が出てくる可能性もありますし、「辞職しろ」などという議員、大臣、そして前近代的な手法で山本議員を脅すような輩が出てくるかもしれません。

毎日 園遊会手紙問題:山本議員「ルール違反の意識なかった」  2013年11月01日

毎日 園遊会手紙問題:下村文科相「山本氏は議員辞職ものだ」 2013年11月01日



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2 コメント

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妥協なき理想主義! (夢想正宗)
2013-12-01 16:39:28
妥協なき理想主義!
インド
スミス・チャンドラ・ボース
インド独立の父 (夢想正宗)
2013-12-01 16:40:45
インド独立の父
非暴力無抵抗主義
マハトマ・ガンジー

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