世論調査の中身を見ると安倍政権を支持している人は少数となる!
自民党と公明党の中で積極的に内閣を支持しているのは22.6%しかいない!
後は消極的支持となる!
ここに安倍政権を打倒する最大の根拠と展望がある!
共同通信社は二十三、二十四両日、衆院選を前に有権者の支持傾向を探る全国電話世論調査(第一回トレンド調査)を行った。
<衆院選トレンド調査> 選挙戦の一定期間に、有権者の選挙への関心度や政党支持がどう変わるのかなど、衆院選に対する意識の変化を探るのが目的。基本質問は同じ内容で、連続3回の全国電話世論調査を実施して分析する。各回で調査の対象者は異なる。
調査の方法は、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法。第1回調査は全国の有権者を対象に23、24両日に実施した。固定電話は、福島県の一部地域を調査対象から除いた。実際に有権者がいる世帯にかかったのは881件、うち606人から回答を得た。携帯電話は、電話がかかったのは1319件、うち605人から回答を得た。合計は1211人
安倍内閣
支 持 率 45・0% 545.0人
不支持率 41・3% 500.1人
不 明 13.7% 165.9人
あなたは日ごろ、支持している政党がありますか。
ある 31.7% 383.9人
ない 67.3% 815.0人
不明 1.0% 12.1人
「ある」と答えた人に、それはどの政党でしょうか。383.9人
(1)政権政党 71.4% 274.1人 22.6%
自民党 61.9% 237.6人 19.6%
公明党 9.5% 36.5人 3.0%
(2)政権亜流政党 7.4% 28.4人 2.4%
日本維新の会 1.9% 7.3人 0.6%
日本のこころ 0.4% 1.5人 0.1%
小池都知事の側近らの新党 4.8% 18.4人 1.5%
その他の政党・団体 0.3% 1.2人 0.1%
(3)政権打倒派政党 17.1% 65.7人 5.4%
民進党 11.8% 45.3人 3.7%
共産党 4.5% 17.3人 1.4%
社民党 0.7% 2.7人 0.2%
自由党 0.1% 0.4人 0.0%
(4)分からない・無回答 4.1% 15.7人 1.3%
合 計 100.0% 383.9人 31.7%
愛国者の邪論 この数字の右側が「積極的支持」と言えます!自民党を積極的に支持しているのは22.6%となります。
「ない」と答えた人に。敢えて支持するとすれば、どの政党ですか。815.0人
(1)政権政党 30.6% 249.4人 20.6%
自民党 27.5% 224.1人 18.5%
公明党 3.1% 25.3人 2.1%
(2)政権亜流政党 12.6% 102.7人 8.5%
日本維新の会 2.7% 22.0人 1.8%
日本のこころ 0.0% 0.0人 0.0%
小池都知事の側近らの新党 9.8% 79.9人 6.6%
その他の政党・団体 0.1% 0.8人 0.0%
(3)政権打倒派政党 13.7% 111.7人 9.2%
民進党 9.2% 75.0人 6.2%
共産党 3.6% 29.3人 2.4%
社民党 0.4% 3.3人 0.3%
自由党 0.5% 4.1人 0.3%
(4)やはり支持する政党はない 40.9% 333.3人 27.5%
(5)分からない・無回答 2.2% 17.9人 1.5%
合 計 100.0% 815人 67.3%
愛国者の邪論 支持政党を持たない国民の敢えて支持する政党をあげていることから、これを「消極的支持」と呼ぶことができます。「積極的支持」と「消極的支持」を合わせた数字が、いわゆる「支持率」となります。
安倍政権を支持する45.0%は、自民党19.6%+20.6%と公明党3.0%+2.1%の合計45,3%の支持率とほぼ同じということになります。合計は具体的人数で言えば、545.0人の内訳は、積極的支持274.1人と消極的支持249.4人の合計523.5人となり、その差は21.5人です。無党派層から内閣支持に動いた具体的な人数は、たったこれしかいません!これが無党派層の中の無党派の国民が支持をしているということになります。安倍内閣支持の中身を見ると脆弱だということが判ります。
亜流政党を入れてみると、また違って側面が見えてきます。それは亜流政党の積極的支持2.4%と消極的支持8.5%の合計10.9%を入れると、合計は56.2%となります。実際は45.0%ですから、亜流政党を支持している国民の11.2%も内閣を支持していないことになります。ここでも政党支持率と実際の内閣支持率は大きく変わっています。
逆に考えると、安倍内閣を不支持41.3%は、野党4党の積極的支持5.4%と消極的支持9.2%の合計14.6%の2.8倍となっています。具体的に人数で言えば、内閣を支持していない500.1人で、その内訳は、積極的支持65.7人と消極的支持111.7人となり、その差は、388.4人となります。これが無党派中の無党派層が安倍内閣を支持していない数字となるのです。これを野党4党が、内閣打倒!新しい政権構築に活かしていない!ここに最大の問題があります!
それは何か!政権選択という選択肢を国民に示していないこと!共闘すらできていないこと!政権構想と政権公約ができていないこと!やろうがバラバラであること!安倍内閣不支持の無党派層国民の要求を把握できていないことに最大の問題があります。
以下の国民要求を把握できていない!トンチンカン政党が浮き彫りになります!
国民が一番求めていることを知らんぷりしてサボっている!
これらの要求・要望があることの意味は何か!
安倍政権がやっていないことが浮き彫りになっているのだ!
投票で最も重視する点は
「年金や少子化対策など社会保障」 29・7%
「景気や雇用など経済政策」 16・3% 合計46.0%!
「安全保障や外交」 15・5%
「憲法改正」 8・9%
「財政再建」 8.2%
「働き方改革」 6.2%
「原発・エネルギー政策」 4.9%
「地域活性化」 3.8%
「判らない・無回答」 3.6%
「震災復興」 2.2% 合計25.2%!
「その他」 0.7%
合 計 100.0%
安倍政権は完全に国民と悉くかい離している!
要求に根ざした政権とは言えない!
安倍首相の下での改憲への賛否では
反対51・0%
賛成33・9%
不明15.1%
森友、加計学園問題を巡る政府の説明に納得できるかどうかについて 1211人
「できない」 78・8% 954.3人
「できる」 13・8% 167.1人
「不 明」 7.4% 89.6人
この時期の安倍晋三首相による衆院解散には
賛 成 23・7%
反 対 64・3%
判らない・無回答 12.0%
愛国者の邪論 解散総選挙を求めていた野党4党に対して、産経などは揶揄しています!全くのデタラメです。問題は憲法に基づいて国会開会を要請していたにもかかわらず国会から逃亡してきたこと!更に言えば冒頭解散で、説明責任すら果たしていないこと!ここに問題の本質があります。
モリカケ問題も日報問題も、オトモダチ優遇の政治・資料公開に背を向けている!情報を公開することで丁寧な説明を行うことで、税金のムダ遣いにメスを入れていくことを拒んできたいることなどがあります。
更に問題は北朝鮮の悪弊木保有化問題に核兵器禁止条約を使うという発想を隠蔽していることです。