すがすがしい朝にきくのは、ふさわしいのか、ふさわしくないのか、グレン・グールドの「ゴルトベルク変奏曲」(CBS Records CD 37779)。グールドには、1955年録音と1981年録音の「ゴルトベルク」がありますが、これからきくのは後者のほうです。ゆったりとした弱音のみのアリアと、続く第1変奏のいきなりの強音のギャップなど、とにかく意表をつかれることがおおい演奏で、終曲のダ・カーポのアリアまで楽しませてくれます。なお、時間の関係で今朝は第15変奏まで、そして夜にのこりをきくことにしています。