顕現節後第1日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「いと尊きイエス、わが憧れよ」です。このBWV32は、1726年1月13日に初演された、全6曲からなるカンタータ。第6曲(コラール)をのぞき、ソプラノとバスによるアリアとレチタティーヴォが交替する構成で、楽器編成もオーボエと弦楽、そして通奏低音とこぢんまりとしています。鈴木たちの録音でのソプラノとバスの独唱は、レイチェル・ニコルスとペーター・コーイ。録音は2008年です。
CD : BIS-SACD-1711(BIS Records)