今年の三位一体節後第1日曜日(5月25日)からききはじめ、日曜日ごとにきいているカンタータ。それらは一部をのぞき、いわゆるコラール・カンタータといわれるもので、それらのなかには、技巧的なフルートが登場するものも少なくありません。当時の教会に集う(進歩的な)市民も、そうしたフルートをきくのが楽しみのひとつになっていたでしょうし、いまのわたしもそう。
そういうことで、今日はフルートの音色をもう少しじっくり楽しむことにし、管弦楽組曲の第2番(2度目)をきくことにしました。1度目は、ムジカ・アンティクヮ・ケルンの個性的な演奏でききましたが、今回はさらに異彩をはなつ演奏できいてみようと思います。怒声がとんできそうなその演奏は、ストックホルム・バロック管弦楽団によるもの。のりのりで、過激なスイングに、バッハはどう思う。
CD : PRSACD 2036(Proprius)