昨日きいた、「フーガ ト短調 BWV578」より、さらに短い作品。ムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)の演奏では、1分21秒という小品です。
この作品は、バッハの孫弟子にあたるJ.K.アルノルトの音楽帳(1960年に発見)に記入されたもの。記帳したのは、アルノルトの師J.G.ミューテルで、「J.S.バッハによる」と記入。
なお、ここできくBWV1086を含め、さまざまなカノンが、「音楽の捧げもの BWV1079」のCDに、付録的に収録されています。それらカノン、発売された当初は、「フーガの技法 BWV1080」のアナログ・ディスクに収録されていました。
CD : POCA-2123(ポリドール)