ふくろう日記・別室

日々の備忘録です。

北原白秋・五十音

2017-07-09 00:11:03 | Care
脳梗塞による左半身麻痺には、様々なリハビリが行われる。
まずは手足のリハビリで、同時に言語のリハビリがあります。

ほぼ3人の理学療法士の方が、「手」「足」「言葉」の分野を担当して下さっています。

その「言葉」の訓練用として、様々な言葉ゲームがありますが、その一つは北原白秋の詩「五十音」でした。
その一篇の詩は、いつもそばに置いて、毎日声に出して読むような指示が出されていました。



詩がこんなところで生きていました。


帰宅してから、手元にある「日本まざあぐうす・谷川俊太郎編」から、これをみつけました。
プリントして、届けました。


早口唄   


瓜売りが瓜売りにきて
瓜売れず売り売り帰る      (山梨)


わしの山に鷲がいて
わしが鉄砲で打ったなら
鷲がびっくり わしもびっくり  (奈良)


隣の竹兵衛なぜ竹立て掛けた
竹立てかけたかったで
竹立て掛けた          (新潟)


蛙ぴょこぴょこ 三ぴょこぴょこ
合わせてぴょこぴょこ
六ぴょこぴょこ         (新潟)


一いち聞けば二くらしい
三ざんなこと四やがって
五うつくばりの六でなし
七めんどうだ八っとばせ
九せになるから十つかまいろ   (栃木)

 *    *    *

いっちゃんちのにいちゃんが
さんちゃんちでしこたれて
ごめんも言わずにろくでなし
七面鳥にはたかれて
靴も履かずに飛んでった     (多分、栃木)

(↑↑これは、子供時代に私が聞いたことのある歌です。本には載っていません。


言葉は生き物ですね。

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