【同調圧力】！

船乗りはせっかくの休みであっても現在のコロナ禍では、上陸して羽を伸ばす事等ほぼ無いに等しい…


同調圧力と云うのだろうか…

もし感染したら、船内は勿論多方面に影響が及び、大変な事態になる事を危惧し、

ほとんどの方々が個人的にわきまえている…

2020´初めから存在感を強めたコロナウィルス…
1年以上が経過した2021´の今
どんどん変異株が拡がっているようで
終息は勿論「afterコロナ」の時期も見通せないようだ…

まるで 今の地球上の人類へ課された警告と世間周囲の同調圧力を含めた終わりのない現代病

の様相を呈してきた感がある…
当然病原体である事から感染対策は必要不可欠で、持病のある方々には特に脅威だ…！

パンデミック　そしてそれは日常のいろんな抑制の中の普通のささやかな楽しみさえも奪って行く…

他人事ではない…！

オリンピック開催国である日本は、間が悪かったようで
「TOKYO.2020」オリンピック開催国に決まった事から始まり、

東日本大震災からの復興途中に全国津々浦々から集まっていた作業者がオリンピック需要の方に流れ、

多くの復興工事が遅れていった現実もあり、

その後もTOKYO.2020に関した問題は少なくなかった…
そしてコロナによるパンデミック…
タイミングの悪さを含め国難のように思える…
終わりの兆候が見えないと云うのは、人によってどこかで集中力が途切れたり、

決意が失意に変わったりと負の連鎖を招きかねない。
連日、コロナ禍のニュースがいろんな角度で流れる…
そのニュースの情報は何が正しくて何が正しくないのか理解に苦しむ程情報は錯綜している。

昔からの諺に「二兎を追う者は一兎をも得ず」と云うのがある…

何を優先すべきか決める日本という船の船頭は、舵取りを誤らないように　

ある意味、独裁者のような強力なリーダーシップを発揮してもらいたいものである…。

【珍客】！

4月23日に室蘭で積んだ荷を大阪まで、約72時間の航海…。
27日朝から荷を揚げ、名古屋へ。
28日29日と雨で荷役が出来ず、

30日朝から積み込んだ荷を釧路に運ぶ…
約64時間の航海だが、世の中ゴールデンウィークと云う事で揚げ荷役は5月6日…

昨年も今年もこの時期を船上で過ごす…

5月1日夕刻、塩屋埼沿岸で船のボートデッキに珍客訪問…


階段で眠っていたので起こさないようにそっと写っ…！

たぶんシギ…
船上には時々鳥が訪れるけどシギ科の鳥の訪問は珍しい…
不時着だったのかもしれない。

歩きながら場所を変え、結果 釧路まで羽を休めて来た…。
3日早朝、釧路港外投錨。