晩秋と言うよりもう冬ですね。立冬は11月7日だそうです。雨が降り風が吹く度に落葉が積もります。
さて、日々の生活の中でのちょっと気にかかる小さな出来事。そんな記事を”つれづれな日々”として書いています。今日は52回目です。
《破ノ舞》
6月の龍尚会(瀬賀先生のお笛の会)が終わった頃、10月の伸謡会(車先生のお謡と仕舞の会)で初めて舞囃子をされる方が「破ノ舞」を舞われるので太鼓を打ってほしい、と上田先生が仰った。
「破ノ舞」は、能の舞事のひとつ。女体の霊や神仙、精霊などが、序ノ舞、または中ノ舞を舞った後に、高揚した状態を反映して舞い添える短い舞。笛・小鼓・大鼓の楽器編成で奏される大小物の破ノ舞は「野宮」や「松風」で、太鼓が加わる太鼓物の破ノ舞は「羽衣」や「胡蝶」などで舞われる。…ネットより。
上田先生は「中ノ舞より短いから易しい」と言われるが、ともかく慣れていないので覚えるまで結構苦労した。
10/29(日)、「伸謡会能楽大会」の日は富山マラソンの日でもあり、高岡市内は交通規制のある道路があるのでどうして能楽堂に近づくか、前日から大騒ぎ。
なはさんが早くから聴きに来てくださって写真も撮ってくださった。👇 連調連管で「中ノ舞」。トップも。
👇 舞囃子「胡蝶・破ノ舞」。シテは急きょ変更でSAさん。私の太鼓は苦労の甲斐あってほぼ完ぺき。
「伸謡会」は35周年記念能楽大会で、Uさん、NAさんのシテで能「藤」が演じられ、声もよく通り、舞も素晴らしく見事な演能だった。
《国際手話》
翌日の音訳ボランティアは疲れがひどく欠席し、31日(火)の2日目のボランティアだけ出席した。高岡ふれあい福祉センター、2階の多目的ルームである。お隣で「手話サークル」が活動しておられた。「国際手話」の実習のようだ。説明する人は手話で、それを音声で再現するボランティアが演劇でもお馴染みのMIさんだ。受講者は20名近い。実地で学びながら質問もどんどん飛び出す。和やかな雰囲気で楽しそう。でも、中身はかなり難しそう。
家族の言い方:男+年下=弟、女+年上=姉 などの組み合わせが面白かった。
「恋人」は~と両手の指をかけ合わせて表現されると、「ケンカの指の動きと同じではないか?」と質問。講師の先生曰く「それは顔の表情で区別します。」と、ニコニコ顔と怖い顔をしながらやって見せて、皆は大笑い。
👇 動物を表す手話。
オリンピックに向けての国際手話の講習会なのかも。
《いわせてもらおう》
*美容院での会話:
美容院で新人がシャンプーをしてくれた。いすの背もたれを倒し、顔に目隠しの布がかけられたその次、彼女が言った。「今までどんな人生を歩んでこられましたか?」
えっ、この状態で?初対面のあなたに?47年の人生を数分では語られへん……。(奈良県・人生いろいろありました・47歳)
*仁義なき言い争い:
同居する孫娘(6)とよくけんかをする。ピークに達した頃、孫が言う。「ばっちゃんなんか家を出て行け」。私も返す。「おまえこそ出て行け」。後日、学校のアンケートの言われてイヤな言葉の欄に「でていけ」とあった。(新潟県・いつもアンタが先に言う・67歳)
たくさんの出番で疲れたでしょう。
だんだん、べて案の域に近づいていますね。
手話、説明を聞くと納得です。
お能はいつもあっかりと観に行くだけで,貴女様のご苦労は聞いて初めて「そうなの!」と思うわけです。
連調連管も呼吸が合って素敵でした。
「胡蝶・破ノ舞」はそんなご苦労も知らず、あなたの太鼓でビシッと決まるのでカッコイイ!と見て居ました。
音訳ボランチァもあれだけの「広報を隅から隅まで、わかるように」読むのは大変なことでしょう。
手話の話はこれだけ聞くと楽しそう!実際にやるのは大変でしょう。
いわせてもらお、はこの頃新聞も見ないので楽しみました。孫と「出て行け」なんて言い合える仲はよほど仲良しですね。
出番は2回だけだったのです。
ただ、間にお能をはさんでいて着物を着たままずっと待っているのがつらかったですね。
破ノ舞は珍しくミスがなく嬉しかったです。もちろん上田先生の後見付きですけど、ね。
手話、もっと面白い、納得できる例がたくさんあったのだけどね。メモも写真もとらなかったので忘れてしまって…。
素人さんのお能とは言え、すばらしくお上手でしたね~。
いつもは「ダヤイナ~」と思う序の舞も、「藤」の物語も真剣に見入りました。
先日の山崎先生の「藤」の解説のせいもありますね。
太鼓は、ピタッと合うととても気持ちいいのですよ!
祖母ちゃんとお孫さん、最近はこんな関係なのかな~と驚きもし、ほほ笑ましくも思いました。