数年前から、ようこ姫さんの親戚の永村幸治君の「津軽三味線コンサート」を聴きにお茶教室から出かけている。今までは金沢駅前の音楽堂や歌劇座での大舞台だった。今回は「生音(なまおと)コンサート 」という事で音響機器は使わず狭い会場で”三味線の生の音色を楽しんでください”と言う趣向のようだ。
12/1(金)、姫さんが車を出してくださると言うので「メルヘンおやべ」に3時集合と決める。昔なら、早めに集まって即、出発!となるのだが、皆が年をとり全員集合までにさまざまなハプニングが発生し、ほぼ1時間遅れの出発となった。最近はこれが当たり前、早め早めのプランを立てねばならない。
会場は、金沢市兼六元町「金沢侍館(さむらいやかた)」、早めの夕食を近くのカフェでも、とそれぞれおにぎりやお餅を道の駅「メルヘンおやべ」で買った。が、休める店が見当たらない。で、金沢物産館に入る。ついでに「和菓子の体験教室」を覗く。すぐ横に金沢の和菓子の展示、太鼓の展示室があった。
👇は、太鼓や鼓の輪のデザイン。
👇 雅楽の太鼓と皷。
👇 和太鼓。誕生祝用の太鼓もある。
👇 小鼓と大皷か?
👇 締め太鼓。
「侍館」は金沢物産館のすぐ近く。花魁や侍の衣装を着る体験や、楽器を演奏する体験、演奏者を呼んでライブができる小さなホールだ。
👇は、この日のライブのポスター(案内葉書)。右端が永村幸治くん(金沢市出身)(トップも)。左上は、北海道出身の白田くん。左下は、大分県出身の匹田くん。
匹田君の進行・トークで、まず合奏、次に3人が自己紹介とソロ演奏。足を伸ばせば客席と言う狭い会場もあったとか、ここは広くてお客さんも今までで一番多い、などと和やかな雰囲気の演奏だった。サプライズがいくつもあり、まず青森から応援に、次に東京から吉田兄弟の弟君が応援に、最後は5人で。
👇 青森から駆け付けたリーダーの方が、青森の水(名前は?)を、今日が誕生日の人にプレゼントします…」の場面。
三味線で童謡を弾くと…、同じ旋律でも弾く人により音が違う…、津軽じょんがら節の中で得意のさびを入れる弾き比べ… バラエティに富んだ演奏で楽しませてもらった。
後で茶々姫さんが、「一人ひとり音が全然違うね~。」と言われ、いつもは耳が遠くて人の言葉が聞き取りにくいと仰るが、音楽はまた違うのか?先日のグレンミラーの時もそうだったが、細かい音もよく聴いておられる。管楽器、弦楽器を問わず、洋物、和物を問わず、音楽そのものが持つ力かしら?
帰りはかなり遅くなったが、高岡へ戻り、「すたみな太郎」と言う食べ放題・バイキングの珍しい店で遅い夕食をとった。