Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

映画「ラ・ラ・ランド」

2017-04-08 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 「サバイバルファミリー」を見た後だったか、「ラ・ラ・ランド」のチラシをもらって来た。今年度の米国アカデミー賞の6部門だったか(?)を受賞したミュージカルだ。ミュージカル大好きの茶々姫さんにも渡していた。が、なかなか観に行く機会がない。そのうち夜8時台に1度だけという上映時間となった。もう無理だと思っていたが、上映終了にもならないので時々チェックしていたら、そのうち、6日(木)まで5時台に変更しているとわかった。

 折しも、前日の観劇の帰りにSAさんから「くまさんが”ラ・ラ・ランド”が楽しかったよ」と言っておられたとの情報で、茶々姫さんがとても観たがっておられたことを思い出した。木曜日は「能楽お囃子の会」のお稽古日、が夜なら行けるな~と、翌朝、茶々姫さんにメールと電話の両方をした。メールに返事はなく、電話はお留守で通じない。でも茶々姫さんは昼は必ず帰宅されるので正午過ぎに再度電話をした。なんと朝6時から花見がてら古城公園を散歩、その後お姉さんと氷見番屋街へ行き買い物をして来たそうだ。タフだな~、脱帽だ。「行く、行く」と仰るので、「疲れてな~い?」と私。「大丈夫。今から5時まで寝るから」とのこと。これが健康の秘訣なのですね~。

 と言うわけで前置きが長くなったが、そんな曰く因縁付きの映画だった。
 ” LA LA LAND ” とは、ロサンゼルス、主にハリウッド地域の愛称、陶酔しハイになる状態を表すそうだ。夢の国とも。デイミアン・チャゼル監督の最新作で、売れないジャズピアニストと女優の卵のロマンスを描く、楽曲・ダンス・脚本のすべてがオリジナルのミュージカル映画だ。

 👇は、オープニングの画面です(たぶんPR用の映像では?)。ロサンゼルス行きの渋滞道路で、車の中から一人、二人と出て来た人たちが踊り出す。合成写真ではないかと思われるほどだが、実際には練習を重ねたとか。

 👇 ミア(エマ・ストーン=青いドレスの女性)は映画スタジオのカフェで働きながら女優を夢見ている。何度オーディションを受けても落ち、自信をなくしている。一方、セブ(ライアン・ゴズリング)はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。

 そんな二人が、偶然2度、3度会ううちに恋に落ち、互いの夢を応援し合います。

  二人はそれぞれの夢をかなえるが、結局別々の人生を歩むことになります。歌ありダンスありのラブストーリーで、戦争や貧しさに翻弄されるわけではなく、強いメッセージや主張があるわけでもないのだが、いつの世にも恋は切ないもの、誰もが若き青春時代を思い出しうっとりするのではないか、と思いました。まさにハリウッド映画、と言う感想です。
 ラストシーンを観た後、かつてのフランス映画「シェルプールの雨傘」や、ロバート・レッドフォードとスーザン・ストライサンドの「追憶」を懐かしく思い出していました。
 👇は、予告編、二人のタップダンスや車の上で大勢が踊る場面も見られます。
  http://gaga.ne.jp/lalaland/?site=%25252525252525255C

 👇は、主題歌賞をとった「スターの街(” City of Stars” のデュエットが聴けますよ。 
  http://uinfavorite.jp/2016/12/23/lalaland-songs/#City_of_Stars

 見終わった後、喜久屋の中の”スターバックス”に入った。8時を過ぎているので食事もコーヒーもいらない。ピーチ ストロベリー スクイーズを注文した。ストローをこんな風に真ん中の十文字の切れ込みに入れるとは知らなかった。