Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

群馬への旅 ③~伊香保温泉・水沢観音・吹割の滝

2014-07-10 | 旅行

 6/29・30(日・月)にタビックスのバスツアーで「上州さくらんぼ狩りと世界遺産候補・富岡製糸場 2日間」の旅にでかけた。宿泊は伊香保温泉。宿に入る前に、甘楽(かんら)町の「こんにゃくパーク」に寄る。添乗員さんの言葉を忠実に守り、工場見学コースを省略し、バイキングに直行。大きな会場に大人も子供もいっぱい。こんにゃくラーメン、刺し身こんにゃく、味噌田楽、こんにゃくナポリタン…色とりどりのこんにゃくメニューがいっぱい。ゆっくりっ食べる暇もなくこんにゃくゼリーをお土産に買う。

 いよいよ伊香保温泉へ。昔から有名な湯治場だが、私は初めて。東京から近いので夢二、漱石、蘆花などの文人たちが訪れていたらしい。ホテルは「妙心の里 ひびき野」、石段街から離れているので宿の若い衆がワゴン車を出してくださった。石段が365段あり、1番上に伊香保神社がある。そこで降ろしてもらい、石段を降りようと話していたが、宿の人が降ろしてくれたのは72段目。1/5の高さしかない。が、それでちょうどだった。そこから下まで降りて来た。両側に旅館や土産屋、食堂などが並んでいる。 

 ↓ 最下段まで来ると、中央をお湯が流れている。

 ↓ 「これより石段」の表示。伊香保温泉の歴史を示す表示もあった。万葉集にも出てくる古い名湯。戦国の世には武田勝頼が長篠の戦で負傷した兵の療養のために真田氏に命じ整備したそうだ。

 ↓ お湯の流れを覗く小窓がついている。両側の足元に灯りが並ぶ。

 翌朝、近くの「水沢観音」にお参り。 

  ↓ まず、「十二支守り本尊」でお参り。右が「卯」、左が「丑と寅」。

  ↓ 「水沢寺六角二重塔」。塔の中の六角輪廻の角に手をかけ、願いごとを3つ唱えながら3周すると願いがかなう、と言うので、皆、順番に回った。

 ↓  喋ってはいけないと言うので皆さん真剣。 しかも回転がけっこう速くてなかなか入れない。でも、どうやら無事に3つ唱えた。

  観音様の次は、「吹き割の滝」。以前、謡の会「蒼山会」から日光へ行った時寄った珍しい滝だ。あれは、何年前だったか? 今回は下まで降りるのがかなりきつかった。年には勝てない。

 

 

 ↓は、対岸。仮面の顔のような岩。落差は低いが、幅が広く、川の流れが角度を変えて落ちるのが、いかにも「十戒」で海が割れたように見える。

 昼食後、サクランボ園、誉国光酒造などに寄りながら帰途に着きます。もう1回お付き合いください。