神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

超高齢の時代

2017年03月26日 08時26分13秒 | 日記
きのう従兄から満中陰志が届いた。

この2月5日に亡父の長兄の奥さん、つまり義伯母が101歳で亡くなって、

49日のお祀りも滞りなく終わったという手紙も入っていた。

従兄は昭和17年生まれ、従兄の上には昭和15年生まれの従姉がいる。

昭和15年生まれということは今年の誕生日で76歳!

亡くなった義伯母は、その娘が後期高齢者になるまで長生きをしたのだ。

すごい時代になったものだ。

私の父は57歳で亡くなったが、この義伯母と同い年だった父の次兄は長生きで、2年半前、98歳で亡くなった。

父の両親は、祖母は48歳で、祖父は62歳で亡くなった。

母の両親は、祖父が83歳、祖母が90歳で亡くなった。

父方祖母以外は、もう十分生きたと思っていたが、100歳を超える長寿時代に入ると、早死にの部類にはいるかもしれない。

しかし私自身はあまり長生きしたくない。

聴覚に障害があるというのが一番大きい理由であるが、義母や母の老化を間近に見て、長生きが決していいものとは思えないから。

  百歳を超えて義伯母は逝きませり従兄の妻の介護手厚く  biko

  エプロンをつけてもらつてにこにこと座つてゐたりいつ尋ねても  biko

  あれほどの世話をされたる人はまれさう言はれつつ義伯母は逝きき  biko

   (詞書)六月が誕生月の私の母は百一歳まで生きられるかどうか
  六月になれば九十二歳なる母は九年生きられるかな  biko

  あと九年生きれば娘のわたくしに先立たるるか九十二歳は  biko

  誕生日二月であれば早々と六十九歳迎へし娘  biko

  九十を過ぎた母親七十に近づく娘いまも母と娘(こ)  biko

  あと十年たてば百歳母親と八十近づく娘のわれが  biko

(詞書)私の娘は七月に四十四歳になる
  四十を過ぎた娘と九十を過ぎた母とに挟まれてわれ  biko