ナイルのデイトレ株日記!

2005年春、定年退職し本格的にデイトレを始めました。
工夫改善・向上心により益出し10%に残るよう頑張っています。

10月の株・売買結果   「写真:一関・厳美渓」

2006年10月31日 | Weblog
10月は14勝4敗2分で +56.6kでした。   勝率70.0%
1月~10月 累計130勝50敗9分 +570.8k 勝率68.8% 

10月の主な売買銘柄はFマート、コーセー、デンソー、マキタ等でした。21営業日中20日エントリー(1日、人間ドックで休み)、マイナス日が4日、最大利益日+10.0k、最大損失日が-5.4kとほぼ通常並の結果でした。また残念ながら今月も目標の80kには達しませんでした。馴染み銘柄(URBAN、日立建機、OMC、アデランス等)が機能しなくなったのも大きな要因です。しかし馴染み銘柄は永遠には続かずいつかはなくなります。目標達成のためには常に新しい馴染み銘柄を開拓して行く努力が必要なようです。

なお松井証券利用のため手数料は0円、金利7412円(1エントリー当たり95円)でかなり助かりました。以前のライブドアのプレパス並です。しかしこれは私のエントリー単位が2単位で平均76万円に対する金利なので投資額が多くなると金利も高くなります。何はともあれ11月には何としても80k越えを目指し更に更に頑張って行きたいと思っております。

今月の反省:<同値撤退が多いので種々改善策を考え対応する>

<10月詳細>

①エントリー回数       78回
②買い           14回
③売り            64回
④勝敗数        31勝19敗28分
⑤最大利益額(回)   +12000円
⑥最大損失額(回)   -10000円
⑦平均利益額(回)   +3452円
⑧平均損失額(回)   -2653円
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◆不利益の先送り (株の合間)  写真:松島

2006年10月09日 | Weblog
◆不利益の先送り

同志社大学  三木光範 産経新聞H18.10.9<正論>より 抜粋

*株売買をするものにとって非常に参考になる記事内容でした。

・現代をむしばむ不利益の先送り
・債務を忘れさせるリボ払い

クレジットカードを使ってどんなに使っても毎月の支払いは一定(毎月定額の支払い)
高額の買い物をしても毎月定額になると人は痛みを感じないため、更に買い物をすることになる。

こうして債務がある事を忘れ借金を続けて多重債務となり、やがて人生の転落が始まる。

・何が問題か?   ・原因と結果の時間差に問題がある。

受ける利益と(商品購入)不利益(代金支払い)は同時に生じているのにリボ払いでは不利益は永遠のかなたに遠ざかってしまうことである。


制御工学という科学的分野では飛行機やロボットの制御をうまく行う「フイードバック制御」という考え方が基本になっている。

そこでは動作させた後、その動作の結果を観測し次の適切な動作を生み出す原理がある。
この時、動作の結果が遅れると原因と結果の因果関係が不明となり、制御不能に陥る。

毎日の生活も同じである。自分の行動とその結果生じる事態の間に時間のズレがあると、正しい行動を取る事は極めて難しくなる。

クレジットカードのリボ払いは商品購入とその支払いの因果関係を不明瞭にしてしまい、フイードバックが作用せず、人生の制御困難に陥る。

リボ払いに限らず、原因と結果の間に大きな時間差があるため、制御困難になりやすいものは多い。年金問題も、大規模公共投資も、教育問題も、すべて現在の行動が遠い将来の
結果となって振りかかる制御困難問題である。

・現在に置き換えてみる。

これらの問題を解決するもっとも有効な方法は、将来の利益、あるいは不利益を現在の時点に正しく変換して与えることである。

リボ払いなら、毎月の請求書に借金残高を大きく印字すべきであり、さらに残高が一定額以上増えたなら定額返済から定率返済に自動的に切り替えるべきである。

年金についても支払った領収書に、現時点で将来受け取れる年金額を大きく表示すべきである。教育も「将来、良いことがあるよ」という信念を与えるだけでなく、勉強の結果、
高い時給のアルバイトに繋がる、講習会の講師・助手を務めて人から感謝されるなど、時間差のない結果の提示が不可欠だ。

現代の社会は「不利益の先取り」というビジネスが益々繁盛している。そして積もり積もった不利益が人生の転落を導く。昔は「利益の先送り」という素晴らしい思想があった。
現代の若者にこの言葉の感想を聞くと「途中で死んだら損だ」というかもしれない。
それなら「不利益の先送り」は「途中で死んだら得だ」ということになる。

現代に蔓延している「不利益の先送り」は、自分の将来の姿が見えないことに起因するのかもしれない。

以上の内容を株売買に置き換えると

①短期投資であればあるほど制御し易いということになる!
  (フイードバックが早いので制御が出来るということになる。)

②長期投資の方が制御が難しいことになる!

③原因も損失も即、判明し、即次の改善策を立て、即実施することが出来る。

④故にデイトレは究極ベストの株売買法である!

 *追記:健康管理も全く同じ(目先の快楽に溺れると後で必ずつけが来る!)

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