医師不足解消に「地元枠」 地方の医学部、入試に導入 共同通信(2005年12月24日17時29分)
地方の医師が不足する中、地域に根付いた医師養成のため、地方大学を中心に、地元出身者の入試枠をつくるなど、人材確保の取り組みが始まっている。国立大医学部の過半数で、地元出身学生の割合が30%未満にとどまる一方、地元以外の学生は卒業後、県外に流出するケースが多いことが背景にある。文部科学省も「大学の医学部は地域医療の中核。地元出身者が増えるのはいいこと」としている。
文部科学省が医学部のある42国立大について、1998年度から2003年度までの入学者を調べた結果、地元出身者の割合は平均27%。最も割合が小さい大学は9%で、10%台が11、20%台が16。逆に50%を超えたのは4大学だけだった。
都会に住んでいると、地方の病院の医師不足は実感として理解できないかもしれませんが、やがて深刻になってしまうのは間違いない現状となっています。
国の医療制度改革は、地方切捨ての政策になってしまっているのではないでしょうか?
田舎では、死ぬまで元気でいなければならない、そんな時代が来てしまうような危惧があります。
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