先日、九重夢吊大橋に行きました。
大分県の九重という場所にある日本最大と言われる釣り橋です。
高さが193mもあって、長さが390mもありました。

高所恐怖症の自分としては渡りたくなかったのですが、「渡らないなら行かない」という奥様に押されてわたる羽目になりました。
途中までは奥様の袖を掴んで恐る恐る渡っていました。
真ん中まで来たら恐怖の絶頂。
でもって そこで奥様はスマホで撮影をするからと立ち止まってあっちやこっちを撮影するのです。
ここは吊り橋です。
止まっていると橋が揺れているのしっかりと伝わってきて恐怖がただならぬほどに高揚。
なので、自分は「先に行くから」と急いで進みました。
吊り橋なのですが持って渡れるように鉄パイプが橋に沿って続いています。
だからそれを蔦って一目散に渡りきりました。
途中で警備員さんとすれ違いました。
警備員さんはやさしく「こんにちは」と言ってくれたようですが、こっちは必至ですから、、、
なんで警備員さんがいるのか?
妙なことをしてて転落事故などあってはならないので巡回している警備員さんなのでしょうね。

あとから聞いたのですが、
その警備員さんは写真を撮影してる奥様のところまで行ってすれ違い時に
「ご主人さん、怖いんでしょうかねぇ」
と言ったそうです。
奥様は
「え、あぁ、そうなんですよね~」
と返したとのこと。
あとで、ニヤニヤしながらそう教えてくれました。
こっちは怖くてしょうがなかったのに、と思いました。
その時は それよりも、行ったら帰らないといけないのです。
それが気になって、心配でした。
なので、帰りは別行動にしました。
390mを手すりにつかまりながら一目散にドンドン進みました。

当然 自分1人ではなく他にも渡っている人がいます。
小さな子供を抱っこして渡ってる人もいます。
よくあんなまるで自殺行為のようなことができるものだと感じます。
そういう人たちとすれ違う時はある程度は止まるくらいのスピードですれ違わないといけません。
橋はフワフワ揺れてます。
微妙な振動ですが、それがいっそいう恐怖でした。
渡りきった後のホッと感、安心感は人一倍ありました。
もう二度と渡りません。
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