ソーテルヌ//ボルドーからサン・セバスチャン(スペイン)への旅 2

ボルドーのワインと言えば赤ワインが有名ですが、 ボルドー市南東４０㎞にあるソーテルヌ地区では白ワイン、それも特別に甘くとろけるような黄金色に輝く「貴腐ワイン」で有名です。お値段の方もかなり高めです。興味がおありでしたら、一度「貴腐ワイン・ソーテルヌ」で検索してみてください。安くて美味しいワインこそ一番と思ってる私は、自分ではよう買いません。

ボルドー市観光局のツアーで訪れたソーテルヌに在るシャトー・ラ・トゥール・ブランシュは１級畑に格付けされているシャトーです。上位にランクされているシャトーの畑は見ただけで分ります。隅々まで綺麗で清潔に管理されていて、ゆるい斜面にブドウ畑が広がっています。ブドウ畑を訪れるのには９月中旬頃のブドウの収穫時期もいいですが、６月初め頃のブドウ畑はブドウの葉が大きくなりはじめ、まだ薄い緑色をしていて本当にきれいですよ。



観光局主催のこのツアー最高です！黄金色に輝く高価な貴腐ワインが飲めるのです。値段考えただけでも美味しいです！！！左端の写真のブドウの表面に白っぽいものが付着しています。これが貴腐菌(ボトリティスシネリア菌)です。この菌が付着することでブドウの水分が抜けてブドウの糖度がたかまります。ちょうど干しブドウのように。そんな干しブドウに近いようなブドウから貴腐ワインは作られるのです。

帰りのバスの中から見えた、この地区で唯一の特級畑のシャトー・ディケム。美しいシャトーです。もちろんワインも素晴らしい。実は飲んだこと、いえ”舐めた”(に近いかなぁ)ことあるのです。750㏄のボトルを20人以上で分け合って・・・味は甘かったことしか覚えていませんが、抜栓した時、部屋中に甘い香りが満ち溢れたことをよく覚えています。