フランス大好き!

美しい、美味しい、旅しやすい国フランス。海外からの観光客が世界で一番多い国です。その魅力をさぐってみます。

Cannes・カンヌ(コート・ダジュール1)

2015-07-28 17:31:56 | 

カンヌの街は華やかな映画祭で有名ですが、旧市街は南フランスらしい趣のあるたたずまいです。

個人で旅行すると、移動の際の大きな手荷物の持ち運びがなかなか大変です。と言って、心はバックパッカーでも、実際に荷物を背負っての旅はもう無理!その点コート・ダジュールは西側のカンヌから東へ、ニースを超えてイタリア国境に近いマントンまで海岸線にそってフランス国鉄でつながっています。この電車で1時間半の距離なら1ヶ所に滞在して自由に動き回って十分楽しむことが出来ます。電車の中から見え隠れする紺碧の海はただただ美しく、また山側には‘鷲の巣‘村と呼ばれる中世の頃からのチャーミングな村々が点在します。海も山も近く、観光地としての歴史も古いこの美しいコート・ダジュールはフランスの中でも別格の観光スポットです。

   
青い海と赤い瓦屋根。コートダジュールらしい眺めです。    とても美味しいセップ茸は1kg20ユーロ。



ノルマンディー6泊8日の旅を作ろう(ノルマンディー5)

2015-07-18 22:48:33 | 


Normandy お役立ちサイト

Seine Maritime Tourise
http://www.seine-maritime-tourisme.com/en/   セーヌ川沿いと海に面した地域の詳しい情報を伝える。久しぶりに見てみたら、すっかり変わって素晴らしい写真が沢山載せられ、旅行している気分にさせてくれる。

Official Normandy Tourist Board website
http://en.normandie-tourisme.fr/normandy-tourism-109-2.html / このサイトはノルマンディーの広い地域の情報を載せていてモンサンミッシェルの情報も得られる。ノルマンディーの旅を計画し始めるまで気が付かなかったのですが、この地域は第2次世界大戦でアメリカ軍がノルマンディー上陸大作戦を行った土地。激しい戦闘の在ったオマハビーチを始め英語の名前が付いた場所が在る。多くのアメリカ兵のお墓も在って、悲惨な戦争の歴史を思い出させる。2014年6月6日のノルマンディー上陸作戦70周年記念式典にはオバマアメリカ大統領も出席している。

Touriseme d’affaire Rouen
http://www.rouentourisme.com/
ルーアンの街の観光局のページ(日本語版もあるが、英語版の方が詳しい。)

Office de tourism de Le Havre
http://www.lehavretourisme.com/en/    
ル・アーヴルの町の観光局のサイト。こちらも写真を見るだけでも十分楽しめる。

Etretat
http://www.etretat.net/office-de-tourisme-etretat/modules/content/content.php?page=accueil
モネ等の絵で有名な奇岩の在るエトルタの観光局のページ。

Honfleur
http://en.ot-honfleur.fr/
海辺の可愛いオンフルールの街は絵になる、写真になる街です。

Bus Verts
http://www.busverts.fr/index.php
エトルタやオンフルールへ行くバス会社。時刻表は必ずチェックのこと。

フランス国鉄
http://www.sncf.com/en/horaires-info-trafic/trajet/resultats
乗りたい列車の時刻を調べることが出来ます。

自分の旅を作ってみてください。私は街と街をつなぎながら、旅の輪郭が出来て行く時が大好きです。
Bon Boyage!!


Le Havre ル・アーヴル(ノルマンディー4)

2015-07-14 16:41:40 | 
 
アンドレ・マルロー近代美術館とそのすぐ前の駐車場の入り口近くにあるモネの「印象、日の出」のパネル。

セーヌ川がイギリス海峡に流れ込むLe Havre(ル・アーヴル)の街は第2次世界大戦で大きな被害を受け、古い街並みのほとんどが失われました。その後、1945年から1964年にかけ、コンクリートの詩人と呼ばれる建築家オーギュスト・ペレの設計により、大掛かりな再開発が行われました。そしてその都市計画は認められ、2005年に「ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市」は世界遺産に登録されました。110メートルの高さのサン・ジョセフ教会の八角形の塔は、町の復興のシンボルとしてそびえ立っています。 


もう一つル・アーヴルを特別な街にしているのは、ここが「印象派」という名の発祥の地だからです。
1874年ル・アーヴルのある写真屋で仲間たちと開く展覧会の準備中に、カタログにのせる絵の題名をなんとするのかと尋ねられた時モネは、この絵はル・アーヴルの実景とは正直言えないから<印象>としておいてくれと答えたそうです。印象派という名は、たまたまつけられた名前だったようです。そういえば、‘印象・日の出‘の絵、そんなに気合い入れて描いているようではないですよね。今では偉大な”印象派“も始まりは、まだまだ本人たちにも、人々にも認識されていなかったようです。

そうそう、来年の春、モネ展が京都市美術館にやってきます。

モネ展 印象・日の出から睡蓮まで
2016年3月1日~5月8日
京都市美術館 マルモッタン・モネ美術館協賛

パリのマルモッタン・モネ美術館と言えばこのノルマンディーの旅の最後を飾る場所になるはずでした。しかしル・アーヴルでの最初の夜、頭が痛い、気持ち悪いと言って私は倒れました。硬膜下出血です。Mapyの手際の良い手配で最終的にはルーアンの病院に救急車で運ばれ手術。2週間の入院で退院。迎えに来てくれた娘に連れられ日本に帰ってきました。(空港で車いすに乗っていると、列に並ぶこと無しにドンドン進めるのですね。)最近旅行保険に入る人が少ないとか聞きましたが、私はいつもお守りだと入っています。入っていなかったら大変な費用になったはずです。(一千万円近かった?)こんなこともあるので、お気を付けて。



Cote Sainte Catherine/サン・キャトリーヌの丘(ノルマンディー3)

2015-07-13 10:40:22 | 
 

セーヌ川と言えばパリですよね?でも川は流れ、最終的に普通は海に流れ込むはずです。でも私はセーヌ川はパリの川と言う感覚でした。写真はルーアンのサン・キャトリーヌの丘で撮ったものですが、下を流れる川はセーヌ川。他の町も流れているんだ!当たり前のことですが私にはショッキングな事実でした。セーヌ川はパリよりもっと東の方から西へ西へと流れパリの町を通り、最終的にはル・アーヴの町で海に流れ込みます。大発見です!!
右の写真に写っているプレートはモネが自分の作品を制作した場所を示しています。現在でもプレートにあるモネの絵と同じ風景が眼下に広がっています。ノルマンディーを旅していると、あちこちでこんなプレートに出合います。確かに「印象派のふるさと、ノルマンディー」です。

サン・キャトリーヌの丘へ登る方法:1.歩く 2.バス 3.タクシー 1はかなり時間がかかる様です。でもジョッギングでやってきた女の子たち3人組はいました。ただ女性だけの少人数では昼間でもあまり治安はよくなさそう。2は近くまで行くバスの本数が少ない。行くことが出来ても帰りが困る。ということでタクシーで行き20分ほどタクシーをまたして同じタクシーで戻ってきました。30ユーロ弱だったと思います。人けの少ない場所ですが景色は素晴らしい。

Rouenのノートルダム大聖堂(ノルマンディー2)

2015-07-09 18:56:54 | 


ルーアンのノートルダム大聖堂

モネはこの大聖堂を、向かいにある建物の2階から眺めて描いたとの事。幾つもの大作を描いた場所が、女性用下着を扱う店だったと知って、なにか親しみを感じてしまう。その下着屋さんだったお店は、今は観光局になっている。フランスを旅する時、色んな情報はその土地の観光局のホームページから手に入れる。とても親切にできていて、英語やドイツ語スペイン語等に訳されている案内が在る。日本人観光客が多い地域では日本語のページもある。ただし情報量は他の言語に比べて極端に少ないのが残念。