ずーみんのはがき絵七十二候

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大相撲九州場所

2021-11-17 02:07:50 | 日記

 現在、大相撲九州場所が開催中です。「一年納めの九州場所」ですが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、東京の両国国技館で大相撲十一月場所として開催されましたので、約二年ぶりの九州場所開催となりました。

 

 

 

 ふわふわもこもこの相撲人形をはがき絵に描きました。

 「ひととせは疾く過ぎゆきて大相撲九州場所の始まれるかも」と自作の短歌を書き添えました。

 

 

 

 

 こちらは九州場所にちなんで博多人形を描いたつもりです。

 「はやいもんで もう九州場所でごんす」と書き添えました。九州場所の開催は待ち遠しいものでしたが、さて、一年は早く過ぎたなあという印象を持っています。一週間は長く感じ、「ああ、やっと金曜だ」などと思うのですが・・・時間の感覚というのは不思議なのであります。


第57侯 金盞香

2021-11-16 06:58:15 | デザイン書芸

 七十二侯中第五十七侯「金盞香(きんせんかさく)」という字をデザインして書いてみました。

 「金盞香」は11月17日から11月21日に当たります。

 この「きんせんか」というのは水仙のことです。水仙の花の形をたとえて、「金盞銀台(きんせんぎんだい)」と呼んだことから、水仙の別名となったと言われています。いわゆるキンセンカとは似ていないですね。水仙が咲き香る時候だということですが、我が家のも職場のもまだまだ咲きそうにはありません。ようやく葉が10㎝くらいに伸びてきました。花茎はまだ出ていません。大変香りのよい花なので、咲いてくれることを楽しみにしています。

 

 

 白い花も黄色い花もありますが、中央にある筒状の部分が黄色やオレンジ色で、周りの花びらの部分が白いものが好きです。あるいは寄り添い、あるいは向き合って花を揺らす姿はどこか気高さも感じさせますね。

 美しく香りもよい花に似合わず、葉や球根には毒があると書いてありました。どうかご注意くださいま


イチョウ

2021-11-14 01:25:00 | 日記

 イチョウの葉が色づいてきました。いよいよ秋が深まってきた感があります。道端に銀杏を落とし始める木も見られるようになってきました。

 

 

 

 

 

 ハングルは表音文字、漢字は表意文字です。原則として漢字一文字にハングル一文字が対応しています。文字の数が圧倒的に違いますので、どうしても「同音異義語」が多くなってしまいます。イチョウは漢字で「銀杏」と書きますね。同じ漢字を「ギンナン」とも読みます。これをハングルで書くと「은행」となります。イチョウもギンナンも「은행」です。さらに「銀行」を表すハングルも同じ「은행」です。

 

 

 

 

 

 上方落語「八五郎坊主」に出て参りますお寺の名前が「下寺町のずくねん寺」です。お寺の描写をする場面で鶏頭の花が咲いていたりしますので、どうやら季節は秋のようです。ずくねん寺はおそらく架空のお寺でしょう。どんな漢字をあてるのでしょうか。

 

 

 

 

 

  こちらは上方落語「まめだ」に出てまいります心斎橋の三津寺。実在のお寺です。三津寺の門前に「本家びっくり膏」という膏薬屋があり、そこの息子が歌舞伎役者、市川右團次の弟子で市川右三郎、というところからお話が始まります。

 ハングルは「タヌキの仲間から香典が・・・」と書いてあります。この落語のオチの部分です。


第56侯 地始凍

2021-11-11 22:10:53 | デザイン書芸

 木枯らし一号が吹いたというニュースが、今年は例年より早かったような気がします。北寄りの強く冷たい風が吹くのは、気圧配置が西高東低の冬型になった証拠ですね。夜の冷え込みが強くなり、冬の訪れが確実なものとして感じられる時候となりました。「地始凍」は11月12日から11月16日に当たります。七十二侯中第五十六侯です。

 

 

 朝起きるのがつらくなってきました。私が住む太平洋側は冬晴れで、よく晴れる日が続くはずなのですが、ここ2日連続で雨です。特に今日は晴れたり降ったりを繰り返すおかしな天気でした。晴れた日の日中は少し暖かくなって、寒がりの私は助かるのですが、実はこの「冬晴れ」が「放射冷却」をもたらし、夜間や明け方の気温をぐっと下げているのだそうです。


もみじ

2021-11-09 00:19:41 | 日記

 紅葉が見ごろを迎えつつあります。暖かい平地でも色鮮やかな紅葉が見られ、観光客が訪れて賑わっています。まだ海外からのお客様がいないので、例年なら混雑しているような紅葉の名所も比較的すいていて、見に行く側としてはありがたいです。その分観光業に従事されている方は大変なのだろうなとお察しいたします。

 

 

 はがきが郵便受けの中で雨に濡れてしまい、文字がにじんでしまいました。ハングルで「秋の色見つけた」と書きました。

 

 

 

 

 大好きな版画家、イ・チョルス氏の作風をまねて描いた紅葉の家です。ハングルは「九・十月は丹楓ノリに出かけよう」と書いてあります。「丹楓ノリ」とは日本でいう「紅葉狩り」です。この言葉は民謡「豊年歌(プンニョンガ)」の歌詞の一部です。

 

 

 

 

 散るもみじを描きました。これもイ・チョルス氏の作風をまねたつもりです。ハングルは「つつがなく(お過ごしください) 私は行きます 別れの言葉もなく・・・」という意味です。