ずーみんのはがき絵七十二候

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神無月は神在月 ~出雲大社の大しめ縄~

2021-11-30 22:43:49 | 日記

 旧暦十月は「神無月(かんなづき)」という異称を持っています。各地の神社から神様がいなくなるということです。神様たちはみな出雲大社に集まっておられるそうです。ですから出雲では「神無月」ではなく「神在月」と呼ぶそうです。出雲出身の神在(じんざい)さんという姓の知人がいます。由来をぜひ聞いてみようと思います。

 

 

 はがき絵には出雲大社神楽殿の大しめ縄を描きました。数年に一度架け替えられるそうです。総重量5トンを超える大しめ縄は、製作だけでなく架け替えも重機を使った難作業だそうです。

 漢字ハングル交じりで「全国各地から出雲へ集まった神様たちは各自、自分が住む地方から、そろそろ結婚させようと思う人たちや、結婚したいと神様に願った人たちが載っている名簿を持ち寄る。」と書きました。

 日本全国を「神無月」にして出雲に集まった神様たちはきっと、「縁結び」のための会議を開いておられるのでしょう。


第59侯 朔風払葉

2021-11-27 09:00:50 | デザイン書芸

 気圧配置が西高東低の冬型となり、北風が強さや冷たさを増してくる時候です。赤や黄色に染まった木の葉が北風に吹き飛ばされ、吹き寄せられる様子を表す言葉です。七十二侯中第五十九侯「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」は11月27日から12月1日までに当たります。

 

 

 「朔風払葉」という字をデザインして書いてみました。おえかきゲームの画面にマウスを操作して書いています。


マユハケオモト

2021-11-25 07:11:58 | 日記

マユハケオモトという植物をご存じでしょうか。ある方から鉢植えを頂戴して育てています。毎年株分けをしてどんどん増やしています。ご近所に差し上げたりもしています。今我が家に八鉢ありますから、相当増やしたことになります。

 自分が育て始めるまではこの植物の存在を知りませんでした。以後注意して見るようになりましたが、育てていらっしゃるお宅は多くないように思います。ありふれた植物ではないぞ、と感じていましたが、検索すると普通に紹介されています。

 

 

 分厚い葉と葉の間から花茎を伸ばし、この絵のようなほわっとした花を咲かせます。花の姿がブラシのようでもあり、眉刷毛(マユハケ)という名になったのでしょう。葉は万年青(オモト)の葉に似ています。植物的には万年青とは遠いそうです。

 あまり強い日差しには弱いそうなので、車を置いている半日陰にずらっと並べています。今年もたくさんの花をつけてくれました。

 


第58侯 虹蔵不見

2021-11-23 01:04:11 | デザイン書芸

 どんよりとした曇り空に、乾燥した空気、陽射しが弱くなって虹が出る条件がなくなってくる時候です。俳句でも「虹」は夏の季語です。七十二侯中第五十八侯であるこの「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」から七十二侯中第十五侯の「虹始見(にじはじめてみる)」まで、暦の上では虹はしばらくお休み、ということになっています。

 実際には虹は発生しにくくなりますが、発生しなくなるわけではありません。冬場でも条件次第で美しい虹が見られることもあります。

 

 

 「虹蔵不見」は11月22日から11月26日に当たります。


おでん もしくは かんとだき

2021-11-20 03:47:15 | 日記

 はがき絵に描いたのはパックのおでんです。

 

 

 おでんという呼び方もかなり定着してきましたが、私の住む地域では元来「かんとだき」と呼ばれています。「関東煮」ということでしょうか?「広東煮」だという説もあるようです。

 はがきに書き添えたように、コンビニなどでは冬よりも秋の方が売り上げが多いと聞いたことがありますが、やはり冬のものだという気がします。

 

 

 

 

 居酒屋で好きなものを入れてもらったり、お任せで選んでもらったり、というイメージでもう一枚描きました。大根やこんにゃく、厚揚げ、牛すじなど、やはり定番物が好きです。練り物が苦手という友人がいますが、私は好きです。

 私の苦手は卵です。ゆで卵も好き、おでんも好きなのに、おでんに入っているゆで卵は好きではありません。不思議といえば不思議ですかね。

 タコの脚があればうれしいです。煮すぎると固くなったりして、難しいのだそうです。軟らかく煮えたタコがあるとお酒が進みます。ああ、食べたくなってきました。