示玄

日々の雑感

ガラシャの里

2010-05-12 17:06:29 | 日記
 恒例の唐辛子の苗の買い付け(柚子こしょうの材料)に京丹後市出かけた。
写真は丹後半島の中央部、陸の孤島と呼ばれるような「ガラシャの里」味土野にも行ってみた。
ここに人が住めるのか・・・一人では心細く怖くなる山道である。

 
 ガラシャは教名で、本名は「玉(たま)」明智光秀(あけちみつひで)の娘で、織田信長のとりなしによって、細川藤孝(ふじたか)の嫡男与一郎(よいちろう)忠興に嫁した。丹後(たんご)(京都府)の宮津で過ごす間、聡明(そうめい)な玉は禅宗について学ぶところがあったが、本能寺の変(1582)が起こり、反逆人の女として丹後の味土野(みとの)に幽閉された。昨年もこの季節にこの半島を訪ねたことがある


クネクネと曲がりくねった細い林道、時間をかけて登ると、頂上付近にわずかに残る民家が・・・ここに人の棲み家があるかと思われる秘境。



  ”万緑に一握の邑沈みたり” 新緑に埋もれた民家が見えます

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