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疑いは震災直後の“校長のひと言”から始まった 大川小遺族が指摘する「震災後の人災」

2012-11-09 00:24:14 | 日記
疑いは震災直後の“校長のひと言”から始まった
大川小遺族が指摘する「震災後の人災」

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 開示文書を見ると、子どもたちへの聞き取りは、調書の作成者が記載されていないもの何件かあり、作成に関わった人数がはっきりとしない。しかし、少なくとも、4人が関わったことは確認できる。
「誰かの指示でないと、全員がメモを廃棄するなんて考えにくい」
 遺族はそう口をそろえる。
 そして、和隆さんは、一連の聞き取り調査で、最も矛盾が指摘されているのは、学校近くの自動車整備会社の社長の証言だという。学校に迎えに来た保護者や近隣の住民を対象とした聞き取り調査のなかに登場したひとりだ。
 まず、聞き取りは1時間半に及んだのに、記録に残された情報量では少なすぎるのだという。また、言ってもいないクレームが、記載されているという。
 また、このときにメモを取っていたはずの職員の実物のメモは、開示文書にはなく、かわりに、同席した上司が書き写したようなものが、添付されていた。
 この聴取が行われたのは11月。すでに、5月に行われた聴取の仕方の問題を遺族や報道機関からたびたび指摘されていたにもかかわらず、市教委は、音声録音をしていない。
「神業的な」速度で移動か?
校長の証言に垣間見られる矛盾
 さらに、今年に入ってからの2月2日には、市教委は、校長からの正式な聞き取りをようやく行っている。この記録には、校長が被災当時の自らの行動を、時間を追って記した、2月25日作成の覚え書きも添付されている。市教委によれば、この聴取の時も、録音をしなかったという。
 この校長の証言や覚え書きは、遺族や市議等の調査により、矛盾がいくつも指摘されている。
 例えば、所用先からの「神業的な」移動速度、被災当日に車で行ったと証言したはずの場所が実際は1メートル50センチほど水没していたこと、市役所の総合支所で見かけたという市議はその日その場にはいなかったこと、などだ。
「校長は、嘘をつくのがものすごく下手な人。これまでの説明会を聞いていても、場当たり的にうそをついている」
 遺族は、そうあきれる。
 市教委の対応が、震災後の人災だという遺族もいる。
「ほとんど逃げてないのはね、明らか。どう考えてみても判断ミスです。もう十分、責められるべき部分だと思いますね。それを、少しでも逃げたようにとか、少しでも仕方なかったような話にもっていっている」

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