無縁」化した墓石は、その処分に困る。
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北信濃の、とあるお寺で
無縁仏となった墓石が
寺の片隅に石垣状に山積されていた。
明日は「秋分の日」
寺にとっては、
多分、邪魔な存在。
そのスペースが空けば、新しい墓地にでき
利益につながる。
こうした
山積された墓石に線香を手向ける人は
皆無に等しい。
そんな中で、いつも津金寺には
感心させられる。
きれいに掃かれた境内。
無数の五輪塔群が
ねんごろに配置されている。
ところで
形の良い五輪塔を闇でさばき
高級料亭に売りつける不逞な輩がおる。
古い道標もそうである。
縁もゆかりもない
料亭の庭に置かれる。
そうなれば、魂は還るべき
よりどころを失い、空をさ迷うことになる。
遺産協議の最終日。
その方の存命中については
何一つ、自分の目では見ていないのだが
「かたみ」の処分の裏方として
線香をあげさせていただいた。
合掌
(追記)
墓石が城の石垣に使われている例も
結構あります。
中には、寺の石段が墓石で
あったりする驚くべき例もあります。
寺の石段を歩く際は
それなりの心構えも必要です。
尚、五輪塔の頭部を
漬物石にするなどは
論外と言えます。
*行政書士は墓地の許認可もします。
http://www.aoki-houmu.com/
こんにちは。
上田も至る所で
稲刈りが始まりました。
昔は機械などなく
手鎌で家族総動員、親類総動員で
刈りましたね。
今は、寂しい稲刈り風景に変わりました。
由緒ある家の
かつての敷石を
再利用されている旨。
いいことです。
本日はコメント
及びご訪問、有難うございました。