八正道

お釈迦様の言葉とのことですが、常に、これら八つの言葉で
示される正しい道を進むように心がけたいと思います。

私の健康法 その2  (両手ぶり体操)

2007-06-02 04:31:01 | Weblog

    両手ぶり体操とは経営コンサルタント・船井幸雄先生が「究極の健康法」として、広く紹介されている健康法です。

 ここでは主として、雑誌 「安 心」・2006年11月号で特集されている記事から、両手ぶり体操の「やり方」とその「効果の要点」についてを紹介することとします。

 まずは先生が勧めておられる「やり方」についてです。

やり方

 1.バージョン1

   ・ 両足を肩幅くらいに広げて立ち、両手をだらりと

    下げて力を抜く。

     手のひらは、自然に内側にむける。

     視線はまっすぐ前方を向く。

   ・ 両腕を同時にうしろにふり、その反動で前にふる

    ようにする。うしろにふるときにやや力をいれる。

   ・ これを 200~400回(約5分~10分)程度

     くり返す。

      (「安心」2006年11月号p37・歯科医師、

       健康科学博士・陰山泰成先生記)

 2.バージョン2

   ・ 立った姿勢のまま、鳥の羽ばたきのように、

     両手を左右にくり返し開く。                 

         (船井幸雄先生が東洋医学健康研究所・玉木

     志保美先生から教わったとのことです。

     「安心」2006年11月号p34)

 私は毎朝、両手ぶり体操の

 バージョン1を300回、

 バージョン2を100回、

 その後で、腹式呼吸を10回行います。

 

 効果の要点

 その効果については、免疫学の権威者で新潟大学大学院の安保徹教授と、高輪クリニック理事長の陰山泰成健康科学博士が前記の雑誌「安心」で詳しく述べられていますが、その要点は次の通りです。

 安保徹教授は、次のような効果があると述べられています。

 1.背すじが伸び、体のバランスを整え、

   姿勢がよくなる。

 2.自律神経の働きが正常になり、

   免疫力(自己治癒力)も高くなる。

 3.足腰を安定させ、体の中心あたりにある丹田を

   鍛える。

   (両手を前に振り出すとき、体が前に出ようとする、このとき腰の裏側にあたる仙骨一帯が押されて、グッと中に入る。体がまっすぐに戻るのにあわせて、仙骨一帯も戻る。この動きの繰り返しによって、足腰を安定させ、体の中心にあたる丹田あたりが鍛えられる。)

 4.疲れにくい体質になる。

   (背骨が伸び、足腰が安定することによって、

    自然と力みが抜ける。)

 5.足腰の老化を改善する。

    (背骨が伸び、足腰が安定すると背中が

     丸くならない。)

 6.体の敏捷性を養う。

   (両手ぶり体操が、体をふったり、ゆすったりする

    運動であることによる。)

 7.副交感神経の働きが活発になることにより、

   ガン細胞を消滅させる。

   (健康な人の体内でも、毎日100万個ほどの

    ガン細胞が生まれているとのこと。)

 更に、陰山泰成博士は次の効果があるとあると述べておられます。

 8.姿勢がよくなり、背骨の中を通っている自律神経の

   働きを整える。

   (自律神経は心臓や消化器、泌尿器系など、体の各器官の働きに関与しているので、この働きが良くなると、肩こり、腰痛、不整脈、胃腸の不快感など、自律神経に由来する諸症状は早期に改善されやすくなる。)

 9.心が落ち着く。

   (自律神経の一つである副交感神経の働きが

    活発になることによる。)

  更に、私にとっては次のような効果もあります。

 10.日常生活の中で、背筋を伸ばし姿勢を正しなおす

    機会が多くなった。

    (例えば、パソコンに熱中し過ぎて姿勢が悪くなって

     いることに気づいたときなどには、仙骨に意識を

     注いで背すじを伸ばす。)

 


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