旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

大崎八幡宮【宮城県】

2017-04-26 21:32:50 | 地域魅力
昨日(2017.04.25)は、かつての仕事仲間から懇談のお誘いがあり、出かけた。
日ごろの運動不足解消を兼ねて、その友人宅と我が家間を歩いて往復したら、17㎞あった。
飲酒後の長い夜道歩きは、景色も楽しめず、けっこう疲れるものだった。

友人宅訪問までには少し時間があったので、これまた久しぶりに大崎八幡宮に寄ってみた。
サクラはすでに終盤となっていたが、それもまた趣き深い。
仙台開府に際して整備されたという四谷用水の水路を眺め、長い石段を登り、お参りさせていただいた。

この大崎八幡宮については、興味深い説がある。
それは、仙台城本丸を基点として時計回りに、大崎八幡宮、青葉神社、仙台東照宮、榴ヶ岡天満宮、愛宕神社を星形(六芒星)に配し、仙台の中心街の町割りなされたというもの。

これが史実かどうかは浅学の徒である私には分からないが、石段を上りながら、そんなことを思い出した。









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<大崎八幡宮>
平安の昔(延暦20年 西暦801年)、桓武天皇の命を受けた坂上田村麻呂は、東奥鎮撫に当たり武運長久を祈念するため武門の守護神である宇佐八幡神(豊前国:現在の大分県)の神霊を現在の岩手県奥州市水沢に勧請し、鎮守府八幡宮を創祀した。その後、室町時代に入り、時の奥州管領大崎氏が自領内の現大崎市田尻に遷祀し守護神として篤く崇敬したことから、大崎八幡宮と呼ばれるようになった。
大崎氏の滅亡後、伊達政宗は居城のあった岩出山城内の小祠に御神体を遷し、仙台開府に合わせ現在の地に移した。

(参考)
鎮守府八幡宮公式サイト ⇒ こちら

大崎八幡宮公式サイト ⇒ こちら
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