まるで抜き身の刃のように 突きつけられたこの世界

ロイスクレヨンのジャケットがクリーニングから返ってきました。







割れてしまったボタンの代用品は元のデザインと同じものが
見つかったんだそう。
元々はベースは薄く青みがかっていましたが、代用品はクリア。
この程度の差であれば全然許容範囲です。
良かった。

むしろ染みの方を心配してたからね…。
落ちないんじゃないかって。
無事綺麗になってほっとしました。


さて。
読んだ本の紹介です。







高村薫「4人組が、いた」
文藝春秋



高村薫、初のコメディと言う事で期待しいました。
彼女がコメディを書くとこうなるのか。
高村作品と思えぬ程の読み易い…軽く…はないけれど、
すいすい読み進められる文章驚きました。

AKBとか今流行っている要素盛り込まれており、よく
調べたなあと思わずにられない。
世間でのお年寄り＝良い人という概念を真っ向から
否定する登場人物の数々。
それが納得出来るし、小気味良い。
随所に効かされた毒が気持ち良かったです。


ファンタジーといっていいのか、非現実的な展開がさも
当然のように差し挟まれ、この話どう収拾付けるの、ってところで
毎回終わりまs。
そして何事もなかったかのように次章が始まるっていう。
高村作品を読んでない人はどうも思わないかもしれないが、
彼女作品を今まで読んで来た人は驚くと思います。






乃木坂太郎「第3のギデオン」
ビッグコミックス

仏革命ものというので気になって手に取ってみた。
顔に傷があるため仮面で顔を隠している金髪長髪美形が、
温厚に見せ掛け野心に満ち、残酷な手段も辞さないって
それ何えグリフィス…。
そんな彼信用してる主人公はとってもガッツです。

主人公はやっぱり裏切られる展開なんですかね…。
その他、ロベスピエールや、仏革命を扱うさくひではもれなく期待してしまう
サンジュストも大変可愛らしく、次巻に期待です。





「立ち上がって大あくびをする猫の表情www」
http://hamusoku.com/archives/9099114.html

それは空想だったり はたまた丸くて白かったり

昨日、初めて炊飯器でケーキを焼いてみたよ。








CMを観て気になっていたケーキみたいなホットケーキミックスを
使ってみました。
確かに普通のホットケーキミックスより美味しいかも。

缶詰めの白桃を入れてやきました。
色々なレシピを見比べて決めたのだけど、どれにも
「さっくり混ぜて」と書いてあってだね…。
さっくりって何よー！？
料理をしない人 にとっての塩少々、と同じレベルで謎よ？
お菓子を作らない人間にとってはさ。

まあ問題なく焼きあがったからいいけど。
ほぼホットケーキミックスと炊飯器のお陰ですけどね！



さて。
読んだ本の紹介です。






森見登美彦「有頂天家族 二代目の帰朝」
幻冬舎


図書館で借りました。
有頂天家族の続編です。
このシリーズ好き。

海星が姿を表さないのは理由がちゃんとあったんですね。
彼女のツンデレぶりが大好きです。
お兄ちゃんの方も上手くいって良かった。
カップル誕生にほっこりしたよ。

弁天があまり好きではないので、二代目にぎゃふんと言わされる様子に
すかっとしたよ。
次作も楽しみです。






はるな檸檬「ZUCCA×ZUCA」6巻
KCデラックス モーニング



自分の推しがトップ に登り詰めるって感慨深いだろうなあ。
インディーズから追いかけていたバンドがメジャーデビューして
オリコンで1位になるようなものだよね。
同時退団までのカウントダウンが始まるっていうのは切ない…。

女役への転向なんてあるんですね。
知らなかったなー。







「パグで振り返る世界の名作」
http://hamusoku.com/archives/9096693.html