La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

まるで抜き身の刃のように 突きつけられたこの世界

2015-12-06 16:08:51 | 小説・漫画・アニメ
ロイスクレヨンのジャケットがクリーニングから返ってきました。







割れてしまったボタンの代用品は元のデザインと同じものが
見つかったんだそう。
元々はベースは薄く青みがかっていましたが、代用品はクリア。
この程度の差であれば全然許容範囲です。
良かった。

むしろ染みの方を心配してたからね…。
落ちないんじゃないかって。
無事綺麗になってほっとしました。


さて。
読んだ本の紹介です。







高村薫「4人組が、いた」
文藝春秋



高村薫、初のコメディと言う事で期待しいました。
彼女がコメディを書くとこうなるのか。
高村作品と思えぬ程の読み易い…軽く…はないけれど、
すいすい読み進められる文章驚きました。

AKBとか今流行っている要素盛り込まれており、よく
調べたなあと思わずにられない。
世間でのお年寄り=良い人という概念を真っ向から
否定する登場人物の数々。
それが納得出来るし、小気味良い。
随所に効かされた毒が気持ち良かったです。


ファンタジーといっていいのか、非現実的な展開がさも
当然のように差し挟まれ、この話どう収拾付けるの、ってところで
毎回終わりまs。
そして何事もなかったかのように次章が始まるっていう。
高村作品を読んでない人はどうも思わないかもしれないが、
彼女作品を今まで読んで来た人は驚くと思います。






乃木坂太郎「第3のギデオン」
ビッグコミックス

仏革命ものというので気になって手に取ってみた。
顔に傷があるため仮面で顔を隠している金髪長髪美形が、
温厚に見せ掛け野心に満ち、残酷な手段も辞さないって
それ何えグリフィス…。
そんな彼信用してる主人公はとってもガッツです。

主人公はやっぱり裏切られる展開なんですかね…。
その他、ロベスピエールや、仏革命を扱うさくひではもれなく期待してしまう
サンジュストも大変可愛らしく、次巻に期待です。





「立ち上がって大あくびをする猫の表情www」
http://hamusoku.com/archives/9099114.html