La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

思い描いた想像図 いつの間にか崩壊

2012-05-22 20:16:06 | 小説・漫画・アニメ
先日約半年ぶりにダミコを見てきた音猫です。
こんばんは。
納会以来足を運んでおりませんでした。

久しぶりに入ったら定番曲が様変わりしていて面白かった。
そして公認カプ過ぎて生きるのが辛いwww(ライブ関係ない)



さて。
読んだ本の紹介です。









汀こるもの「立花美樹の反逆
講談社ノベルス



タナトスシリーズの新刊が出ていた。
読んで買えら気付いたけれど、その前の巻も未読だった。
続きものではないから読まずとも内容は把握出来るが。

今回湊警視正が沢山出て来て嬉しかった。
メインは子供たちの図式だけれど、個人的には湊警視hshsな巻。

攻殻、ピンドラ、金田一(湊警視が明智に例えられて
余は満足じゃ)と今回もネタ豊富でした。


帯にアンチミステリ、って書いてあったので期待していた
んだけれども、あんまそんな感じはしなかったな

改めてアンチミステリの定義をウィキってみたところ、




“もともと、アンチ・ミステリーは斎藤愼爾と埴谷雄高により
三大奇書の呼称として考案された言葉である。

『ドグラ・マグラ』はその大胆な構成と幻想小説らしさ、
『黒死館殺人事件』は本筋と含蓄の主客転倒、『虚無への供物』は
文中に推理小説自身を否定する記述が含まれることから、何れも
「ミステリーらしくなさ」を含んではいたが、当初は
「推理小説でありながら推理小説であることを拒む」
というジャンルを指し示すものではなく、三大奇書に
科せられた別名であった。

しかし何時頃からか、三大奇書を意識したものなのか否か、
三大奇書に含まれる独特のエッセンスを発展させた推理小説がいくつも
発表されるようになった。そして、「アンチ・ミステリー」は
推理小説上の一ジャンルを指す言葉になった。

アンチ・ミステリーはその性質上、メタ小説的部分を合わせ持ち、
しばしば愚作やアンフェアになりかねない。

アンチ・ミステリーの代表作は、中井英夫著の『虚無への供物』である、

と一般的には言われる。しかし前述の通り推理小説自身を否定する記述を
含んではいるが、本筋自身は普通の推理小説となんら変わらないもので
あるため、アンチ・ミステリーであることに気づかれない事も多い。
これは同種のアンチ・ミステリー作品には、同じく見られる性質である。”





要するにミステリっぽくない、ミステリを否定するような内容が
含まれる作品=アンチミステリってことか。
大分広義だな。


個人的にはアンチミステリの最たるイメージ竹本健治(匣の中の失楽や
ウロボロスシリーズ)なんですが(麻耶 雄嵩のメルカトルシリーズも
入るかなあ)、それらや上述の3作品と比較してしまうと、「立花~」
はアンチミステリか?と思ってしまうんですが、まあ要するに
「これはミステリじゃないですよ」、本文に書いてありさえすれば
アンチミステリたりうる訳ですね。











スティーグ・ラーソン「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」上
ハヤカワ・ミステリ




今更感。
映画と左程変わらないかなー
当然はしょられた部分は多々あるけれど。

リスベットの背景を知る事が出来たので原作も読んで良かったかな、
彼女のようなタイプがヒロインに据えられるのは珍しい。
ダークヒロインとでも言うべきか。

スウェーデンの未成年後見制度を興味深く読ませて貰った。
これは善し悪しだわ。
映画でもそうでしたが、リスベットがビュルマン弁護士に
復讐するシーンはすかっとしますね。
映画の方がビジュアルがある分、壮絶な感じがしました。

結末を知っているからまあこんなもんか、って感じに読んで
しまっていますが、ラストを知らない続巻を読めなまた印象が
変わるのかなあ。








「ネット上で謎の生物 ┌(┌ ^o^)┐ホモォ…
が急激な勢いで大量繁殖中!」
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52540552.html

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