映画「チェコアニメーション特集上映～ミレルとシュパンクマイエルの世界」

過去の恥をさらそうコーナ、その５。



メリー号船上にて、ウェイバーに乗ってはしゃぐ俺。
去年の夏の出来事。


かなはちゃん宅お泊りでした。
遅くまで起きていたせいで、起きるのが果てしなく辛かった。
でもかなはちゃんはこれから仕事行くんだもんね
お疲れ様です。
彼女の出勤時間と共に出て、そのまま帰宅するのもアレだったので、
「チェコアニメーション特集上映～ミレルとシュパンクマイエルの世界」
を観に行きました

でも本当に眠くて眠くて。
最近、どんなに寝ても眠いんです…
渋谷～吉祥寺間なのに、起きていられませんでした。
上映時間より１時間半以上前に現地に着いてしまったので、マックで時間潰し。
ここでもまた寝てしまうとかどんだけ；；

短編映画のＡプログラム、Ｂプログラム２本続けて観る予定が、
あまりに眠かったのでＡだけにしてしまいました。
最近そんなんばっか。
一人で行くから、余計に予定変更してしまうんでしょうね
ちなみにＡプログラムで上映される映画は、

『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』
『J.S.バッハ～G線上の幻想』
『石のゲーム』
『エトセトラ』
『庭園』
『ドン・ファン』

の６本です。
Ｂプログラムの『ジャバウォッキー』『アッシャー家の崩壊』『肉片の恋』
が観たかったんだけどなあ。
また機会があるといいな。
吉祥寺ってなかなか遠いんだもん。

以下、感想。
ネタバレという程ではないとは思いますが、お嫌な方は避けて下さい。









気持ち悪いねー！笑
シュパンクマイエルの独特の気持ち悪さが健在。
その悪趣味さ（誉め言葉）が最も出ていたのが、『庭園』かな。
無駄なアップがきもいというか、不安な気持ちにさせるんです。
人の何気ない仕草を突然アップにするんですよ。
それが生生しいというか…何とも言えないんだな。
言葉じゃ上手く説明出来ません。
彼の作品を観た人なら、「あ～、分かる分かる」と共感してくれると思うんですが。

彼の作品てモノが生き物みたく動いたり、また、
人間をオブジェのように使ったりするんですよ。
前者のイメージのが強いと思いますが（『アリス』や『オテサーネク』）、
『庭園』は後者のパターン。
ほんっと意味分からない！
人が手繋いで生垣の代わりを務めてるんですよ！？
家に住んでいる人に雇われてこんな事してるかすら、分からず終い。
モノ化されてるけど、やっぱり人間なんだよ。

中には手の先や足の先が欠損してる人がいるんです。
後に家人の「生垣は時々、無駄な部分を切ったり、手入れをしないと」
と、客に話してるシーンがあって、そのせいかーー！と。
客と家主の関係も訳分からないし
気味の悪いまま終わりました。
でも６本の内で最も気に入ってます。笑

『石のゲーム』も可愛いだけじゃなく、何処か黒い部分があって良かった。
『ドン・ファン』は『ファウスト』のような作り。
あの人形はチェコの人形劇でよく使われるものなのかしら。
どちらにせよ不気味。
子供が見て怖がらないのかな。


そんな感じで。
とても良かったので、Ｂプログラムも観に行ければなあ、と思います。
眠くない時に。苦笑


「恋に燃え、アニメに萌え 渚の☆マニアック集団参上」
http://www.nhk.or.jp/nikki/weekly.html
え、えぬえちけぇ…？
NHKの暴走っぷりが分かるので、こっちも貼っておく↓
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/50146623.html
「再放送10月22日（土）10：45～11：14」だそうです。
ちょっと観たい。