La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

斜めの幻聴 錻力と宗教

2015-07-14 09:11:34 | 小説・漫画・アニメ
「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」のナレーションを
速水さんが担当していることに戸惑いを隠せなかった音猫です。
こんにちは。




さて。
久しぶりに読んだ本の感想です。
最近読書してないなあ…。
良くない傾向だ。









島田荘司「アルカトラズ幻想」上下
文春文庫


久しぶりに島田の王道作品を読んだ気分!
どんどん場面が展開するから驚いたよ。
写楽についても感心しながら読んだけれど、
今回は恐竜について知識を深めた気がする。
どちらも有名な説のかしら。


ファンタジーな妄想としか思えない現象が現実だと
理路整然とした説明がつくパターンが大好きです。


しかしあっけない感じがしないでもないが…
前半の猟奇殺人からの恐竜のエピソードが好きだっただけにちょっとねー
面白かったけど。
もう少しエピソード絞り込んでも良かった気がしないでもないです。











阿仁谷ユイジ 「テンペスト」 1巻
講談社コミックプラス




耽美的な雰囲気とこの人BL漫画家だったよなあと思って手に取ってみました。
星野リリィとかえすとえむとか雲田はることいった雰囲気のあるBL漫画家が
一般作品を描くのは割と好きです。
味のある女性を描くんですよね。
星野リリィなんてBLより女の子のデザインの方が可愛いと思ってしまう…。


格好いい女性も好きなので、結構楽しみにしていて、まあ、つまらなくはないのですが、
うおおおお続きが気になる!って程ではなかった。
思い入れのあるキャラが特にいないせいもあるのかしら。

ただ着眼点というか、世界観は面白いと思います。
キャラクタのネーミングも割と好き。

性別が一つしかない世界観作品で最高傑作はやはり萩尾望都の
「マージナル」だよなあ…。










「ネコがベランダに出ようとして試行錯誤した結果wwwwwwwwwwww」
http://hamusoku.com/archives/8892459.html